ソフトバンクは2月1日、「あんしんファミリースマホ」を発表した。ソフトバンクブランドで2月9日に発売する。
子どもなど幅広い世代のスマホデビューを想定した5G対応Androidスマートフォン。外観はキッズフォンやシンプルスマホのような特定のユーザー層に向けた端末であることが一目でわかるものではなく、通常のスマートフォンらしいデザインで持ちやすいものとなっている。トリプルカメラやIP67準拠の防塵・防水など、スマートフォンとしての機能も充実している。
特筆すべき点としては、交通系ICカード利用通知サービス「タッチでメール」にスマートフォンで初めて対応する。あらかじめ本サービスにひも付けた交通系ICカードを専用ケースに入れてあんしんファミリースマホに装着しておけば、子どもが電車やバスに乗った際に保護者にメールが届く。タッチでメールの利用には月額使用料550円が別途かかる。
SoCはMediaTek Dimensity 700を採用し、メモリは4GB、内部ストレージは128GB。最大1TBのmicroSDXCカードに対応する。ディスプレイは6.7インチの有機ELで、画面内指紋センサーも備える。カメラは約5000万画素(メイン)+約200万画素(深度)+約200万画素(マクロ)。
下り最大1.5Gbpsの5G通信に対応し、nanoSIM/eSIMを利用できる。バッテリー容量は4,420mAh、充電端子はUSB Type-C。本体サイズは約77×166×7.9mm、重量は約184g。カラーはホワイト、ブラック、ラベンダーの3色を用意する。