ソフトバンク、3Gサービス終了日を4月15日に延期 - 能登半島地震の影響を考慮

ソフトバンクは、2024年1月31日に予定していた3Gサービスの終了を4月15日に延期すると発表した。

同社は2022年11月に2024年1月末の3Gサービス終了をアナウンスしており、2023年10月にもあらためてその旨を告知して4G／5Gサービスへの移行を促すさまざまな施策を講じてきた。しかしながらサービス終了予定日を直前に控えたこの時期に令和6年能登半島地震の影響で移行手続きが困難になっているユーザーがいることを考慮し、3Gサービス終了を延期することを決定したもの。

2024年1月31日いっぱいでの3Gサービス終了により、2024年2月1日に自動的に解約となることが予定されていたのは、以下の条件に該当するユーザー。

3G専用の料金プランを契約
4G／5Gサービスに対応している料金プランであっても、VoLTEサービスを利用できない契約
ソフトバンクで購入した3Gサービスのみに対応している特定機種を使用

この条件に該当するユーザーは、いまのところ2024年4月16日に自動解約となることが予定されている。ただし、被災地のユーザーなどに対してサービス終了のさらなる延期を行う可能性もあるようで、その場合は決定しだい告知するとしている。

なお、2月1日の自動解約が行われないため、対象のユーザーは自身で解約手続きを行わない限り、2月1日以降の利用料金が発生する。請求締め日が毎月10日のユーザーには4月11日以降、締め日が毎月20日のユーザーは3月21日以降、締め日が月末日のユーザーには4月1日以降の分のモバイル回線通信料金を請求しないとしている。

また、「ホームアンテナFT」サービスは予定どおり1月31日の終了を予定しているが、被災地のユーザーへの対応については決定しだい告知する予定。

3Gサービスの終了に関する問い合わせ先はブランドごとにわかれており、以下のとおり。