シンガーソングライター・米津玄師さんによる楽曲「KICK BACK」が、アメリカレコード協会(RIAA)によりゴールド認定を受けたことが発表された。日本語詞の楽曲がRIAAゴールド認定を受けるのは史上初だそうだ。ネットでは「快挙!おめでとうございます」「腕がムキムキなのしか覚えてないぜ」「トラックに轢かれた甲斐があったな……!」などと話題となっている。

「KICK BACK」は、2022年11月にリリースされた米津玄師さんの楽曲で、人気漫画が原作のアニメ「チェンソーマン」のオープニング楽曲として知られる。米津玄師さんが作詞作曲を行い、常田大希さん(King Gnu/millennium parade)が共同で編曲に参加。モーニング娘。の「そうだ! We're ALIVE」がサンプリングされ話題となっていたほか、コミカルなMVの内容も話題を呼んでいた。

本楽曲はリリース以来、国内外の各種音楽チャートで上位にランクイン。米津さんの公式YouTubeチャンネルで公開されているMVは、現時点で視聴回数が1.3億回を突破しており、その人気の高さがうかがえる。

<動画>米津玄師 Kenshi Yonezu - KICKBACK

そんな本楽曲が、今年8月に米国内で50万ユニット以上を記録し、RIAAからゴールド認定を受けたとのこと。RIAAのゴールド認定は、米国のレコード産業の業界団体・アメリカレコード協会(RIAA)が1958年に創設した、米国内での販売数に応じて与えるゴールド&プラチナプログラム(Gold & Platinum Awards Program)の一つで、米国内で50万ユニット(デジタルシングル1枚、またはストリーミング150回再生が1ユニット)以上を記録した楽曲に贈られるものだ。

ちなみに同認定を受けるのは、日本人による楽曲としては39年ぶりだそう。1984年にジョン・レノンさんと、オノ・ヨーコさんによる共作「DOUBLE FANTASY」がプラチナ認定、「MILK&HONEY」がゴールド認定を受けて以来なのだとか。

ネット上では「やった!!おめでとうございますーーッ!!」「腕がムキムキなのしか覚えてないぜ💪('ω'💪)」「嬉しい😢」「快挙!おめでとうございます〜」「トラックに轢かれた甲斐があったな……!」などの声が寄せられた。