Safariといえば、iPhoneに標準装備のWEBブラウザ。WEBページを「タブ」として複数開いておけるタブブラウザだから、偶然見つけたWEBサイトを開いたままで別のWEBサイトを開く、といった使いかたが可能です。日々チェックするWEBサイトも、「お気に入り」に登録しておけばすぐに開くことができます。
iOS 17のSafariで導入された「プロファイル」は、そんなSafariを"あたかも複数存在するように"使い分けられる機能です。プロファイルを切り替えることで、表示しているタブもお気に入りも、一瞬で入れ替えることが可能です。
たとえば、「趣味」というプロファイルでは、音楽や釣り、ドライブといった趣味のWEBページばかりを開くようにします。テーマが統一されているから"お気に入り"選びで迷うことはなく、整然と管理できます。
プロファイルを切り替えれば、開いているタブごと表示を切り替えられます。それぞれのプロファイルで多数のタブを開いたままにしておけるため、「趣味」プロファイルで30枚のタブを開いていても、一瞬で仕事関連のタブばかり100枚集めた「ビジネス」プロファイルに切り替えることができるのです。
プロファイル名は自分で自由に命名できるほか、目印となるアイコンを選ぶこともできます。広告ブロックなどSafariの機能をカスタマイズできる「拡張機能」も、プロファイルごとにオン/オフすることが可能です。1台のiPhoneにインストールできるSafariは1つだけですが、プロファイルを複数用意しておけば、実質的にSafariが複数あるかのように使い分けられますよ。
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iOS 17のSafariは「プロファイル」ごとに使いわけることができます