KDDIは10月24日、メタバースプラットフォーム「αU」(アルファユー)の新サービスとして、3D音楽ライブ配信サービス「αU live」の提供開始を発表した。

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    αU live

スマートフォンやタブレット、パソコンなどさまざまなデバイスで視聴でき、クラウドレンダリング技術を活用することで、高品質な360度自由視点の3Dライブ映像を、デバイスの種別を問わずリアルタイムに操作可能な状態で配信する。Google Cloudの「Immersive Stream for XR」などの技術を採用している。

第一弾として、KAMITSUBAKI STUDIO所属のバーチャルシンガー「花譜」の過去のライブ映像を自由視点にリマスターした「αU live presents KAMITSUBAKI SPECIAL ARCHIVES KAF / FUKAKAI2 Q1」を10月21日に配信した(※10月24日時点ではチケットの販売は終了している)。

αU liveの提供開始と関連して、KDDI Open Innovation Fund 3号を通じたActiv8社への出資も同時に発表された。Activ8は初期の代表的なVTuber「キズナアイ」を生み出したことで知られ、現在もさまざまなコンテンツの3Dライブ制作などに携わっている。

今後、αU liveでActiv8提携アーティストのライブなどを配信しておくほか、2024年度をめどにαU live発の新たなアーティストの創出も目指す。