精密金属部品メーカー・キャステムは、人気漫画「北斗の拳」に登場する極悪非道の輩である「ジャギ」のヘルメットを完全再現した「ジャギヘルメット」を発表。税込22万円で、「北斗の拳40周年大原画展」にて、10月7日から完全受注生産品として販売されている。ネットでは「めっちゃ欲しい」「なんですって!?」などと話題だ。

  • すぐれた兄、北斗の拳「ジャギ」実寸ヘルメットが22万円で発売 - ネット「めっちゃ欲しい」「何気に欲しい」

    「北斗の拳」に登場するジャギの身につけるヘルメットを完全再現した商品が誕生

「北斗の拳」は、原作・武論尊さん、作画・原哲夫さんによる漫画作品。1983年から1988年まで連載されていた。核戦争により、暴力が全てを支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿が描かれる。

「ジャギヘルメット」は、限りなく原作に近い造形と材質であのジャギ様のヘルメットを完全再現したという1分の1スケール商品。これまで同社が培ってきた金属部品を製造する技術「精密鋳造技術(ロストワックス製法)」を駆使し、本体部分は鋼の一種であるステンレス鋼で、口を覆う格子状の部分は真鍮で製作することで、塗装だけでは表現しきれない圧倒的な重厚感と光沢になっているとのこと。なお、これまで商品化されたジャギのヘルメットの中で、本物の鋼製での商品化は今回が初めてなのだとか。

  • 「俺の名前をいってみろ!!」 ジャギの声が聞こえてきそう

また同社によると、「誰がどの角度から見ても、原哲夫先生が描くジャギ」というコンセプトのもと、原作を完全再現する為、特別なデフォルメをあえて行うことなく、同社のデジタル原型師が設定をそのまま忠実に3Dデータ化して造形したそうだ。

  • 設定をそのまま忠実に3Dデータ化

サイズは縦28cm×横24cm×高さ27cmで、総重量は約9kg。被れるサイズ感ではあるが、「観賞用のオブジェとしてご使用ください」としている。

「ジャギヘルメット」は完全受注生産品で、納品までに最大6カ月かかるとのこと。価格は税込22万円で、東京都・森アーツセンターギャラリーで10月7日から11月19日まで開催中の「北斗の拳40周年大原画展」にて、受注を受け付けている。また同展では実物展示も実施中だ。

ネット上では「これは凄いな」「これは被ってバイク乗るしかあるまいよww」「なんですって!?ジャギ様のメットが!?」「さすが俺らのキャステム」「めっちゃ欲しい」「何気に欲しい1品😊」などの声が寄せられた。