8月31日から米有料動画配信サービス・Netflixにて、実写版「ONE PIECE」の全世界独占配信が開始された。アニメや漫画作品の実写化は、酷評されるケースは少なくないのだが、本作は海外で好評を得ているようだ。ネットでは「ついにアニメ実写化の呪いが解けたのか」「凄え」などと話題となっている。

  • Netflixの実写版「ONE PIECE」海外で高評価な模様 - ネット「ついに実写化の呪いが解けた」「ビバップ…」

    Netflixの実写版「ONE PIECE」が、海外メディアで高評価

実写版「ONE PIECE」は、尾田栄一郎さんによる世界的に人気の同名漫画を原作とするオリジナルドラマシリーズ。尾田栄一郎さん自身もエグゼクティブプロデューサーとして制作に参加している作品だ。全8話で、海賊王ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡り、多くの海賊が現れる時代を舞台に、海賊王を夢見る主人公モンキー・D・ルフィ率いる海賊「麦わらの一味」の壮大な冒険が描かれる。

実写版「ONE PIECE」について、米映画評論サイト・Rotten Tomatoesでは、記事掲載時点で批評家スコアが83%、10,000件を超えるレビューによる視聴者スコアが96%と高評価を獲得している。また批評家たちからも好感触なようで、たとえば米ニュースサイト・The Daily Beastは「その世界観とキャラクターを慎重に作り上げることで、初心者がONE PIECEの歴史になじみやすいようにしている」と、米誌・Slant Magazineは「このシリーズはドラマとしてはイマイチかもしれないが、アクションとコメディのファンタジックな融合は大いに楽しめる」と、米ニュースメディア・The Vergeは「奇抜で新しい視点から探求されているような感じがします。この作品はあなたの注目に十分値するものであり、本格的なヒット作になる要素をすべて備えています」といったレビューを公開している。

  • 10,000件を超えるレビューで96%の高いスコアを獲得

ネット上では「ナルトも実写化してほしい」「どなかたカウボーイビバップのことも思い出してあげてください」「原作見た事ないオレでも楽しめてるってことは成功ってこと」「ついにアニメ実写化の呪いが解けたのか・・」「キャストがばっちりはまってたのが良かった」「まさかの大成功やんw」「正直予想外だった」「凄え…」などの声が寄せられた。