東京・JR新宿駅の東改札外スペースに、「シティーハンター」でおなじみのあの「伝言板」が、9月10日までの期間限定で設置されている。さっそくネットでは「XYZと描くしかない!」「激アツ」「懐かしい」などと話題に。実はこれ、アニメ映画「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」公開(9月8日)を記念したものだそうだ。

「シティーハンター」は、北条司さんによる日本の漫画作品。1985年から1991年まで週刊少年ジャンプにて連載されていた。現代(当時)の新宿を舞台に、無類の女好きでありながら、裏の世界でNo.1と呼ばれるほどのスイーパー(始末屋)でもある主人公・冴羽獠の活躍が描かれる。アニメ化もされ、一世を風靡した人気作品であることは言うまでもないだろう。

作中において、依頼者は、新宿駅東口の伝言板に、「もう後がない」という暗語でもある「XYZ」を書き記すことで、シティーハンターに依頼を行うのだが、そんな原作でおなじみの伝言板が令和の新宿駅に実際に出現している。携帯電話なんてなかったあのころは、駅に置かれた伝言板でお互い連絡を取り合ったりするのは普通のことだったんじゃよ……。

今回の伝言板には、「XYZ」と原作者・北条司さんの「映画館で待つ!」というメッセージが書かれている。また、掲出期間中には新たなメッセージも増えていくとのことで、すでに冴羽獠役・神谷明さんの「今日の獠はひと味違うぜ」というメッセージも追加されているようだ。

さらに伝言板の隣には、冴羽獠と、その相棒である槇村香と写真が撮れるフォトスポットも設置されている。

ネット上では「粋だねぇ…」「うわ!これ見たい!」「懐かしい😆すぐにその当時にタイムスリップしちゃいます」「これは熱い!」「これは激アツ。XYZと描くしかない!」などの声が寄せられた。