メールの重要性と利用頻度は人によって差があるものの、iPhoneユーザであれば切っても切れない関係にあるのが「iCloudメール」。友人・知人とのやり取りなど日常的なメールだけでなく、Appleからのセキュリティ通知などシステム上重要な情報も届きます。1日あたり数十通のiCloudメールを受信している、というiPhoneユーザも少なくないはずです。
受信したiCloudメールは、クラウド上の領域(iCloudストレージ)に保管されます。バックアップやiCloud写真の保存スペースとしても使用されるため、1通あたり数キロバイト程度のメールといえどチリも積もれば...有償プラン(iCloud+)で拡張しないかぎり、Apple ID作成時に無償で割り当てられる5ギガバイトの領域はすぐに使い切ってしまいます。
iCloudストレージの使用状況は、「設定」→「Apple ID(自分の名前)」→「iCloud」→「アカウントのストレージを管理」の順にタップすると確認できますが、わかるのは「6.1GB」などという消費容量だけです。メールアプリで「すべてを選択」しても、通数を数えることはできません。
受信したメールの総数を数えるには、オンラインサービスの「iCloud.com」を利用します。パソコンのWEBブラウザでiCloud.comにサインインし、メールアプリを起動、その後「受信」などのメールボックスを選択しましょう。するとメールボックス名のすぐ下に、「合計◯◯◯◯件のメッセージ」という形式でメールの総数が表示されます。
iCloudメールの総数を数えることは、iCloudストレージの容量管理に役立ちます。「受信」だけでなく「送信済み」メールボックスにも不要なメールが溜まりがちですから、折を見て整理整頓してみては?