タイガー魔法瓶は7月26日、通信機能を搭載した5.5合炊き炊飯器「圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>JPA-Z100」(以下、JPA-Z100)を発表した。8月1日に発売し、価格はオープン。量販店のオンライン販売価格は69,800円前後の見込み。
JPA-Z100は、専用の「TIGER HOME」アプリと連携できるIoT炊飯器。2021年に登場したJPA型の最新モデルとなる。今回発売するJPA-Z100では、従来から続く「銘柄米ダウンロード」や「お米の自動再注文」、「炊飯器の状態把握」に加え、新たに「遠隔操作」と「見守り機能」が進化した。
「遠隔操作」では、外出先から炊飯の予約時間を変更できるようになり、帰宅が遅くなったり、早くなったりした場合に役立つ。また、遠くで暮らす家族を見守れる「見守り機能」では、通知が毎日20時に届く設定にアップデートされたほか、対象となる炊飯器の直近2週間の炊飯状況を、アプリから確認できるようになった。
このほかアプリの機能では、お米の銘柄や状態に合わせた炊飯プログラム「銘柄米ダウンロード機能」や、新米/通常米の特徴に合わせて炊き分ける「新米誉れ炊き」、Amazonと連携したお米の自動注文機能などを、従来から継続して利用できる。
本体の内なべには、厚み約3mmの遠赤5層特厚釜を採用。内なべ外側は土鍋素材のコーティングに加え、中空ガラスビーズを練り込み蓄熱性をアップした「土鍋蓄熱コート」を、内なべ内側には、土鍋のような細やかな泡立ちとなる「遠赤土鍋コーティング」を施している。
機能面では、炊きあげ時に約1.25気圧の圧力をかけて、ねばりともちもちした弾力を引き出し、炊きあげ後は約1.05気圧まで減圧し、ベタつきを抑えた仕上がりにする「可変W圧力炊き」、加熱面積を広げたIHヒーター「釜包みIH」などを搭載。土鍋の火を再現した「旨み粒立ち炊飯プログラム」や水分をご飯にとどめる「粒立ち保温プログラム」といった機能も内蔵している。
炊飯メニューは白米、銘柄、極うま、エコ炊き、冷凍ご飯、すし・カレー、早炊き、少量高速、麦めし、雑穀、炊込み、おこわ、おかゆ、玄米、調理、圧力クリーニング。また、ポトフやパエリアなどが作れる調理メニューも備えている。
天板は凹凸が少なく拭きやすいフラット形状で、手入れが必要な部品は内なべ、内ぶた、スチームキャップの3点のみ。本体サイズは25.2×30.2×21.1cm、重さは約5.4kg。カラーはメタリックブラック。