きたる7月27日に発売予定の『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』Steam版において、一度は削除された推奨構成環境のインフォグラフィックが再投稿されている。これによると、ローンチ当初はAMD Radeon環境でレイトレーシング機能を適用できないようだ。
『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』は、PlayStation 5専売タイトルとしてこれまで展開されてきたなかで、PC向けの最新機能を多数盛り込んで投入が予定される最新ゲームタイトルだ。超解像技術はNVIDIA DLSS・AMD FSR 2、Intel XeSSのすべてに対応し、さらに高速なストレージ技術「DirectStorage 1.2」も内蔵。NVMe SSDからGPUメモリへとダイレクトにデータを読み出すことで、これまでにないゲーム体験が得られるという。
そんな同作において、一度は発表されていた推奨構成環境の表画像が削除されていた。発売を目前にして今回再投稿されており、新バージョンでは「Amazing Ray Tracing」「Ultimate Ray Tracing」の項目に変化がみられる点が要注目。初出時はAMD Radeon RXシリーズでもレイトレーシング機能に対応するとされていたが、その記述が消えている。
なお、この画像が公開されたサポートページではAMD Radeon環境でのレイトレーシング機能について言及もされている。「AMD製GPUでのレイトレーシングは、発売時点では無効になっています。私たちはAMDと緊密に協力し、できるだけ早くサポートできるようにしています」と明言されており、今後のアップデートで有効化されるようだ。
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