パナソニックから、米と水の計量から炊飯までを自動化した「自動計量IH炊飯器 SR-AX1-FS」(推定市場価格:46,000円前後)が7月上旬に販売開始されました。マイナビニュースでは、この自動計量IH炊飯器のメインターゲットである夫婦2人世帯・シングル世帯を想定し、20代・30代の登録会員のうち498人を対象にアンケートを実施。
今回の記事では「自動計量IH炊飯器を欲しいと思いますか? 」や、「もし、自動計量IH炊飯器がさらに進化するとしたら、どんな機能が欲しいですか?」などの結果について紹介します。
パナソニックが発売した自動計量IH炊飯器とは、本体やスマホで食べたいごはんの量を設定すると、本体のタンクから自動で水と米が内釜に投入され、食べたい時間に合わせて炊きあがるIoT炊飯器のこと。炊けるごはんは無洗米のみ、量は0.5~2合、保温機能はありません。
炊く直前までお米を水に浸しておく必要がないため、外出先から炊く量の変更、キャンセルも可能です。自動計量IH炊飯器の詳細や味の感想などは記事『パナソニックの「全自動」炊飯器、一般発売が決まった! 実際の味は? 体験者の声は?』をご覧ください。
質問:自動計量IH炊飯器を欲しいと思いますか?
「欲しい」と答えた人は約4割
自動計量IH炊飯器を欲しいと思うかたずねたところ、「はい」と答えた人の割合は41.8%という結果に。対して「いいえ」と答えた人は58.2%という結果になりました。
また、「はい」と答えた人に追加で自動計量IH炊飯器のメリットを選択式でたずねたところ、「米と水を計量してセットする手間が減る」の割合が63.5%、「外出先から炊飯をキャンセルしたり、炊く量を変えたりできる」が26.0%に。これまでの炊飯器でかかっていた手間をなくせる機能に魅力を感じている人が多いようです。
質問:もし、自動計量IH炊飯器がさらに進化するとしたら、どんな機能が欲しいですか?
続いて、自動計量IH炊飯器がさらに進化するとしたら、どんな機能が欲しいかを選択式で聞きました。すると、「保温機能」と答えた人は33.7%、「精白米を炊ける機能」と答えた人は34.1%、「容量アップ」と答えた人は30.9%と3つの機能にほぼ均等に分散する結果となりました。
自動計量IH炊飯器は、製品の構造や想定ターゲットとの関係上、上記の機能が省かれて現在の仕様となっています(2合炊き・保温機能非搭載・無洗米にのみ対応)。とはいえ、今後、さまざまな進化を遂げてより幅広いユーザーが使う未来もそう遠くないかもしれません。
アンケート詳細
- 調査時期:2023年7月3日
- 調査対象:20・30代のマイナビニュース会員
- 調査数:498名
- 調査方法:インターネットログイン式アンケート