シルバーカラーのROG Strixマザーボード

ASUSの「ROG Strix Z790-A Gaming WIFI」は、シルバーカラーのヒートシンクを採用したIntel Z790チップセット搭載マザーボード。スペックは発売中のZ790-Fに近く、ブラックかシルバーか色の好みで選んでも良いだろう。DDR5メモリのモデルで、16+1フェーズ電源、Intel 2.5GbE+Wi-Fi 6Eなどを搭載する。価格は65,000円前後。

  • ASUSの「ROG Strix Z790-A Gaming WIFI」。M.2ヒートシンクもシルバーだ

    ASUSの「ROG Strix Z790-A Gaming WIFI」。M.2ヒートシンクもシルバーだ

  • ROG StrixらしくI/Oは充実。Intel 2.5GbE、DisplayPort、HDMIなどを搭載する

定番M.2 SSD「WD Blue」がGen4に進化

Western Digitalの定番M.2 NVMe SSD「WD Blue」シリーズに、新型の「SN580」が登場した。従来モデル「SN570」のインタフェースがPCI Express 3.0であったのに対し、SN580は4.0に進化。データ転送速度が、最大3,500MB/s→4,150MB/sへと高速になった。容量は250GB/500GB/1TB/2TBの4モデルで、価格は5,500円前後~20,000円前後。

  • Western Digitalの「WD Blue SN580」。ヒートシンクは付属しない

新型ポンプで性能を強化した簡易水冷

Cooler Masterの「MasterLiquid L Core」は、ARGBファンを搭載したオールインワン水冷CPUクーラーだ。強力な新型ポンプを採用したほか、ラジエータの表面積も拡大し、冷却性能がアップ。ラジエータサイズ(24cm/36cm)とカラー(ブラック/ホワイト)の組み合わせで4モデルがあり、価格は、14,000円前後~18,500円前後だ。

  • Cooler Masterの「MasterLiquid 240L Core ARGB」。ARGBファンが鮮やかだ

  • 「同 360L Core ARGB White」。価格はブラックモデルより1,000円ほど高い

また、定番CPUクーラー「Hyper」シリーズの新モデルとして、「620S」も登場している。デュアルタワーとデュアルファンにより、優れた冷却性能を実現。それでいて価格は6,500円前後と安く、コスパが非常に良さそうだ。ファンはARGB自動検出機能を搭載。高さは154.9mmに抑えたコンパクトな設計で、幅広いPCケースで利用できるだろう。

  • 「Hyper 620S」。12cm径のARGBファン(650~1,750rpm/27.2dBA)を2個搭載する

  • ヒートパイプは6本搭載。ヒートシンクにはニッケルメッキ加工が施されている

インフィニティミラー仕様の簡易水冷

ADATAの「XPG Levante X」は、Asetek製の第7世代ポンプを採用したオールインワン水冷CPUクーラー。12cmのFDBファン「Hurricane 120 ARGB PWM」を搭載し、高い放熱性と静音性を実現したという。インフィニティミラー仕様の水冷ブロックなど、デザインも特徴的だ。ツクモでの価格は、24cmモデルが24,979円、36cmモデルが31,980円。

  • ADATAの「XPG Levante X 360」。水冷ブロックとファンにARGB LEDを搭載

  • ファンブレードはデュアルレイヤー設計。エアフローと静圧が向上している

オールホワイトのCPUクーラーが2モデル

DeepCoolのサイドフロー型CPUクーラー「AG400 ARGB」「AG620 ARGB」に、ホワイトモデルが登場した。ファン、ヒートシンク、ヒートパイプ全てがホワイトで統一されており、マザーボードやケースと色を合わせるのに良いだろう。TDPは、シングルタワーのAG400が220W、デュアルタワーのAG620が260Wまで対応。価格は5,000円前後と10,000円前後だ。

  • DeepCoolの「AG400 WH ARGB」。ダイレクトタッチのヒートパイプを4本搭載する

  • こちらは「AG620 WH ARGB」。デュアルタワーに6本のヒートパイプを搭載する

NZXTの「H7」「H5」に新型ファンモデル

NZXTのミドルタワーケース「H7」「H5」シリーズに、新型14cmファン「F140 RGB Core」を搭載するモデルが登場した。「H7 Elite」はフロントが強化ガラスのモデルで、価格は28,500円前後。「H7 Flow RGB」「H5 Flow RGB」はフロントがメッシュのモデルで、価格は25,500円前後と19,000円前後。いずれもカラーはブラックとホワイトがある。

  • NZXTの「H7 Elite(2023)」。フロントファン以外は、従来バージョンと同様だ

  • こちらは「H5 Flow RGB」。フロントにF140 RGB Coreファンを2つ搭載する

PCケースに液晶画面を追加できるキット

HYTEの「Y60 12.6 LCD DIY KIT」は、同社製ケース「Y60」のコーナーガラスに液晶スクリーンを追加できるというキット。HDMIケーブルで繋げ、サブディスプレイとして、動画やシステム情報などを表示できる。ただし「パワーユーザー向け」という位置付けで、難易度は高めだ。リンクスダイレクトでの価格は25,000円。

  • HYTEの「Y60 12.6 LCD DIY KIT」。液晶パネルや制御基板などが付属する

  • 取り付け例。写真中央のコーナーガラス部に、液晶画面が追加されている