情報が溢れる現代のインターネットに疲れた人々に向けた、息抜き用のChrome拡張機能「People翻訳」が登場した。WEBサイトのテキストを限界オタク化させたり、オジサン化させたりできるという。ネットでは「これは面白すぎます」「これでウィキペディア見るの面白すぎww」などと話題となっている。

  • サイトのテキストが限界オタク化? 息抜き用Chrome拡張機能「People翻訳」が話題

    ユニークな文体に変換できる拡張機能「People翻訳」が登場

People翻訳」は、インターネットの「人格」をコントロールするという翻訳ツール。サイト上のテキストを特定のルールにしたがって書き換えることでノイズを入れ、程よい情報濃度へ変換できるのだとか。

翻訳できる「人格」は、全部で12種類。限界化したオタクような文言になる「限界翻訳」や、オジサン構文に則り愉快な口調になる「オジサン翻訳」、全ての存在がネコ化する「ネッコ翻訳」、すべての日本語が「ぬ」になる「ぬぬぬぬ」など、ユニークな人格がラインアップしている。

無料版では「限界翻訳」と「ネッコ翻訳」が利用でき、500円を払うことですべての翻訳機能を使用可能となる。

試しに筆者が書いた記事で試してみた。タイトルは「全アイドルAI生成のスマホゲーム『アイドルガチャコレクション』 - ネット『さてどうなる』『ここまでやるのすごい』」から、「全アイドルAI生成のスマホゲーム『アイドルガチャコレクション』 - ネット『さてどうなるンゴWWWW🥰』『ここまでやるのえらいねェ!W』へと変換された。また、本文も同様で、文章の最後に「ww」や「ンゴ」などが付け加えられた。

  • この翻訳を通すだけで、一気に陽気になる

ちなみに「ネッコ翻訳」については、程よい情報濃度というより、もはやどんな内容かすらわからない。

  • 「ネッコ翻訳」の場合。もはや、どんな情報が掲載されているかわからない

ネット上では「これは面白すぎます」「割と欲しい機能」「ブラウザゲーがいつもの3倍楽しくなる()」「これでウィキペディア見るの面白すぎww」などの声が寄せられた。