MOTTERUは6月15日にプレス向け新製品発表会を開催。パステルカラーを含む多彩なカラーラインナップ、丸みを帯びたフォルムといったMOTTERUらしいスマホアクセサリーやモバイルバッテリーを一挙公開しました。実機を見てきたのでまとめて紹介します。

  • MOTTERUが今回発表した新製品のモバイルバッテリー(2機種)、充電用シリコンケーブル、シリコンケーブルバンド、マグネットケーブルクリップ。すべてパステルカラーを含む多彩なカラーラインナップです

2020年に神奈川県海老名市で設立されたMOTTERUは、「誰もが持ちたくなるようなプロダクト」をコンセプトに、スマホアクセサリーやPC周辺機器、デスクアイテムなどを展開。

今回発表した新製品はモバイルバッテリー(2機種)、充電用シリコンケーブル、AC充電器、シリコンケーブルバンド、マグネットケーブルクリップの5製品です。

カードより小さい! 5,000mAhのモバイルバッテリー「MOT-MB5001」

  • MOT-MB5001。左上から時計回りにアーモンドミルク、ラテグレージュ、パウダーブルー、シェルピンク、ピスタチオ、ペールアイリス

新製品の「MOT-MB5001」は、容量5,000mAhの小型軽量モバイルバッテリー。重さ約98gと、国内同クラスのモバイルバッテリーにおいて最軽量だといいます(MOTTERU調べ)。参考価格は3,960円。発売時期は7月下旬です。

本体はクレジットカードよりも小さいサイズ。実際にポケットへ入れて歩いてみましたが、外から見たふくらみも少なく、ケーブルと持ち歩いたとしてもポケットに入れたことを忘れそうなサイズ感です。

  • 手のひらに載せたようす。丸みを帯びたデザインで本体はスベスベとした感触でした

  • 既存製品との大きさ比較。新製品の「MOT-MB5001」(左)、容量10,000mAhの既存製品「MOT-MB10001」(真ん中)、容量20,000mAhの既存製品「MOT-MB20001」(右)

カラーはすべてパステルカラーで、ペールアイリス、ピスタチオ、ラテグレージュ、シェルピンク、パウダーブルー、アーモンドミルクの6色展開。良い意味で“モバイルバッテリーらしさ”のないデザインです。

搭載ポートは、USB Type-C×1ポートとUSB Type-A×1ポート。USB Type-CポートはUSB PD(Power Delivery)20Wの入出力に対応しており、急速充電が可能です。PD20W以上の充電器を使った場合、約1.5時間で本体を充電できます。

  • 両側面にUSB Type-CポートとUSB Type-Aポートを備えています

PCの充電にも役立つPD30W出力のモバイルバッテリー「MOT-MB10002」

  • 「MOT-MB10002」。カラーはアーモンドミルク(左)、ペールアイリス(右)の2色

「MOT-MB10002」は、PD30Wの入出力に対応した、容量10,000mAhのモバイルバッテリー。8月下旬に発売し、価格は6,578円です。ペールアイリスとアーモンドミルクの2色をラインナップします。

MOTTERUは容量10,000mAhのモバイルバッテリーとして「MOT-MB10001」を販売しています。MOT-MB10001は最大PD18W出力までの対応でしたが、MOT-MB10002はPD30W出力が可能になったことで、MacBookなどのPCの充電もできるようになりました。

MOTTERUによると、「容量は10,000mAhのため、PCだけをバンバン充電するために使う製品ではありませんが、モバイルバッテリーをスマホ充電用に使いつつ、PCのちょっとした充電にも使いたい人に適した製品です」とのこと。

  • サイズは既存モデルのMOT-MB10001(右)より一回り大きいです。重さは4枚切り食パン約2枚分という185g

  • 側面にはバッテリー残量を示すインジケーターを配置

EPR準拠の240W対応USB-C to USB-Cケーブル

  • MOT-SCB240CCG100/MOT-SCB240CCG200

「USB Power Delivery EPR」規格に対応したUSB Type-C to USB Type-Cケーブルも登場しました。長さ1mの「MOT-SCB240CCG100」と、長さ2mの「MOT-SCB240CCG200」を用意し、価格はどちらも1,980円。発売時期は6月下旬、カラー展開はスモーキーブラック、エアリーホワイト、ラテグレージュの3色です。

USB Power Delivery EPRは、2021年5月にUSB-IFが発表した最新のUSB給電規格。現在スマートフォンやノートPCなどで多用されているUSB Power Deliveryの上限は100Wですが、EPRでは240Wまで対応します。

2製品とも240Wの高出力に対応する製品のため、ケーブルが60W対応の製品と比較して若干太いですが、しなやかでソフトな触り心地でした。

  • 60W出力の既存製品との比較。左が240W出力対応の新製品

  • 60W出力対応のUSB-C to USB-Cケーブル「MOT-SLCC100」(長さ1m)「MOT-SLCC200」(長さ2m)は、量販店でも取り扱うようになります。販売開始時期は8月上旬、価格は順に1,738円、1,848円

  • 5月に発売した、シリコン製のカラフルなケーブルバンド「MOT-CBBAND02」(三つ穴/5色×各2本)と「MOT-CBBAND03」(三つ穴/6色×各1本)の新色も展示してありました。コットンキャンディ(左5本)とトイカラー(右5本)をラインナップし、価格は順に1,480円、1,089円

  • USB Type-C×1ポートとUSB Type-A×1ポートを備えたPD30W対応のAC充電器も9月中旬に発売します。価格は2,948円。カラーはラテグレージュ、ピスタチオ、ペールアイリスの3種

  • 5月に発売したマグネット式のケーブルクリップ「MOT-CBCLIP03」。1,880円で販売しており、カラーはペールアイリス(左)とラテグレージュ(右)の2色です