日本政府が、ゲームの世界で競い合う「eスポーツ」への支援強化を検討していることが報じられ、ネットでは賛否の声が上がっている。政府はeスポーツの五輪種目への採用も見据えて、支援のための研究や情報収集を進める方針なのだという。
eスポーツは、コンピューターゲームにおける高い技術と、戦略を持って競い合い、勝利を目指す「スポーツ」とされている。FPSや格闘対戦ゲーム、パズルゲーム、音楽ゲームなどさまざまなジャンルの種目が存在する。近年、世界中で人気が急速に拡大したことで、日本でも注目を集めていた。
報道によれば、文部科学省所管の日本スポーツ振興センター(JSC)が、関連団体や企業と協力し、eスポーツの選手強化を後押しするそう。実際、国際オリンピック委員会(IOC)においても、eスポーツの五輪競技化に向けた取り組みを積極的に行なっているようで、例えばIOCが新設した世界的なバーチャル&シミュレーションスポーツ競技大会「オリンピックeスポーツシリーズ(OES)」の決勝が、今年6月にシンガポールで開催される予定となっている。
ネット上では「国がようやく、esportsに目を向けてくれたのは嬉しい。」「時代に追いついたね」「valorantとかcsgoがオリンピックに入ってくれたらまじで熱い」「これは凄い事だ👏」と肯定的な意見がある一方で、「ゲーム依存のおかしな子供が増えるだけ。ゲームは規制する方向にすべき。」「金をかけるのはそこではない…」「ddosどうやって回避するん」と否定的な意見も寄せられるなど、議論を呼んでいるようだ。