厚生労働省は、ひきこもり状態にある人々や、その家族を支援するための初の「マニュアル」を策定するという。2024年度中の完成を目指すとのこと。これに対して、ネットでは「内職の仕事でも国があげれば?」「放っておいていい」など、さまざまな反応が寄せられている。
新たに策定されるマニュアルでは、全国の自治体から集められたひきこもり支援の実例や、当事者の声を活用するという。この作業には、各地の有識者や自治体の職員が参加。各人のひきこもり状態に応じた具体的な支援方法や、支援者の心構えなどを盛り込む予定だそうだ。
今回のマニュアル作成の背景には、長年引きこもる子供とそれを支える高齢の親を問題視した、いわゆる「8050問題」があるとされる。また、内閣府が今年3月に発表した「こども・若者の意識と生活に関する調査」によれば、全国の15~64歳の生産年齢人口の中で、ひきこもり状態にある人々は推計で146万人とされ、この世代では50人に1人に相当するのだそう。
ネットでは「放っておいていいと思う」「内職の仕事でも国があげれば?」「国が公務員として雇って職業訓練ほどこして派遣してやればいいのにな」「日本社会がもうクソゲーだから、わざわざプレイさせるのもどうよ」などの意見が寄せられた。