オーディオテクニカは、スマホと接続して音楽をカーナビ/カーオーディオで楽しめ、ハンズフリー通話もできるFMトランスミッター「AT-FMR5BT MIC」を4月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は4,200円前後を見込む。

  • AT-FMR5BT MIC

また、オーディオケーブルでつなぐ有線接続タイプのオーディオレシーバー「AT-BTR5」も同日発売。価格はオープンプライスで、店頭価格は4,000円前後を見込む。

  • AT-BTR5(レッド)

どちらもスマホとBluetoothで接続し、カーナビ/カーオーディオで音楽を楽しめるようにする車載機器。ソケット分離型で、車内のさまざまな位置に取り付けて使える。電源はDC12V/24V。

AT-FMR5BT MICはBluetooth受信とFM送信に対応しており、送信周波数は76.0~90.0MHzの範囲で141chから選択可能。周波数メモリーを搭載し、次に使うときも再設定なしでエンジンをかけたらすぐに使えるとする。カラーはブラックとレッドの2色。

  • AT-FMR5BT MICはBluetooth受信とFM送信に対応

  • AT-FMR5BT MIC(ブラック)

AT-BTR5は3.5mmオーディオ出力端子を装備しており、別途用意したオーディオケーブルで車内のヘッドユニットとつなぐことで、Bluetoothで受信したスマホやタブレットの音楽を聴ける。カラーはブラックのみ。

  • AT-BTR5は3.5mmオーディオケーブル(別売)で車内のヘッドユニットと接続可能

いずれも全指向性マイクを搭載し、ハンズフリー通話が可能。通話機能を高品質化するという新構造「マルチサウンドホール」を採用しており、音が本体内部に回り込まないように壁で囲むことで、話した声が相手に伝わりやすくした。音声アシスタントのSiriとGoogleアシスタントにも対応する。

また、USB機器の充電機能も備えており、最大合計出力3.4Aまで充電可能なUSBポートを2つ(2.4A/1.0A)搭載。2.4AのUSBポートではスマートフォンやタブレットの急速充電が行える(別途USB充電ケーブルを用意する必要がある)。

対応するBluetoothコーデックはSBC。著作権保護方式のSCMS-Tもサポートする。本体にアンプボリュームを内蔵しており、高音質で音源を再生できるとする。音楽再生/一時停止や曲送り/曲戻し、音量調節といった操作も可能。メッキ調のボリュームノブやマットなボディのデザインに仕上げた。