フジヤエービックは、「春のヘッドフォン祭2023」を東京・中野サンプラザにおいて4月29日に開催する。一般入場は無料で、事前登録制だが入場者数の制限は設けない。既報の通り、中野サンプラザは6月30日をもって営業休止、7月2日の閉館が決定しており、今回が同会場で開かれる最後のヘッドフォン祭となる。

  • 「春のヘッドフォン祭2023」会場となる東京・中野サンプラザ

会場は中野サンプラザ 6階、13階、14階、15階の計4フロア。開催時間は11時~18時30分(最終入場18時)。今回は入場登録を行った上で来場した人には、特典としてフジヤエービックサイトで使える購入割引Webクーポンをもれなく配布する。入場登録は4月7日に受付開始予定で、特典付き入場登録は4月28日18時にいったん締め切る。

  • 春のヘッドフォン祭2023のメインイメージ

開催当日は密状態回避のため、カスタムイヤホン用のインプレッション(耳型採取)サービスを除き、会場での特価セールは今回も実施しない。ただし、開催前後の期間にフジヤエービックECサイトで特価セールを開催予定としている。

当日の出展予定ブランドなどについては、後日改めて案内する。フジヤエービック独自の「製品お試しレンタル」を共同で展開しているONZOも出展予定で、同サービスをPRする。

中野サンプラザは、フジヤエービックが2008年4月に「ヘッドフォン祭」を初開催して以来、約15年にわたり大部分の展示イベントを行ってきた“ヘッドフォン祭の聖地”でもある。2023年6月いっぱいで営業を終了した後に、現在進行しているJR中野駅北口地区の大規模再開発計画の一環で現建物は取り壊され、3年ほどかけて新しい中野のシンボルとして生まれ変わることになっている。

なお、「夏のヘッドフォン祭mini」(7月15日開催)からは、フジヤエービックのヘッドフォン祭は、会場を東京駅八重洲口直結のビジネスコンファレンススペース「ステーションコンファレンス東京」に移して継続開催する予定。これ以降は「秋のヘッドフォン祭2023」(10月28日開催)を含めて、しばらくの間はステーションコンファレンス東京での開催となる予定だ。