XGIMI(エクスジミー)は、ホームプロジェクターの新製品として、フルHD対応の「MoGo 2 Pro」と、HD対応の「MoGo 2」を3月30日に発表し、先行販売を開始した。発売日は4月25日。価格は、MoGo 2 Proが80,200円、MoGo 2が59,900円。

なお、先行販売は公式サイトと楽天市場で行い、先行販売期間中は割引クーポンを使うと最大15%割引で購入できる。

  • MoGo 2 Pro(左)、MoGo 2(右)

どちらも明るさ400ISOルーメンで、鮮明な映像を映し出すというDLPプロジェクター。OSにAndroid TV 11.0を採用し、Google Playストアから約7,000のコンテンツやアプリをダウンロードして利用できる。

  • 300ANSIルーメンのプロジェクターとの比較

2機種の違いとして、MoGo 2 Proは1,920×1,080ドットのフルHD投写に対応し、MoGo 2は1,280×720ドットのHD投写に対応する。

また、どちらも自動台形補正機能やオートフォーカス機能を備えるが、MoGo 2 ProはXGIMI製プロジェクターとして初めてISA 2.0技術(インテリジェント スクリーン アダプション)を搭載。ピント・画角を調整する際に、映像を中断することなく自動台形補正とオートフォーカスが動作する。

このほか、MoGo 2 Proは子どもやペットのいる家庭を想定し、プロジェクター光源を覗き込んでしまったときに減光して目を保護する「アイ・プロテクション機能」も備えた。

上記の機能以外、主な仕様はほぼ共通。推奨投写サイズはどちらも40~200型で、ハリウッドの映画スタジオも利用するというD65の色温度規格と、DCI-P3の色域規格を採用した。映画や映像コンテンツが持つべき色のディテールを復元し、よりリアルな映像体験を楽しめるとする。

  • D65の色温度規格に対応。色のディテールを復元して映し出す(左)

サウンド面では、8W出力スピーカーを2基搭載し、Dolby AudioやDolby Digital Plus、Dolby Digitalといったサラウンドに対応。オーディオモードは映画モード、スポーツモード、音楽モード、ニュースモードの4種類をそろえ、映像に合わせたオーディオ体験が楽しめる。

入力はHDMI 2.0×1、USB Type-C×1(PDプロトコルパワーチャージ対応)、USB Type-A ×1。ヘッドホン出力も備える。Bluetooth 5.0に準拠するほか、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN機能(2.4/5GHz)対応を搭載。ミラーリングはChromecast built-inにも対応する。

バッテリーは内蔵せず、家庭用コンセントにつないで駆動する。レンズは高光透過コーテッドレンズ、光源寿命は25,000時間。RAMは2GB、ストレージ容量は16GB。本体サイズはW161×D119×H108mm、重さは1.1kg。