iPhoneにメールが届いたとき、1人で複数のメールアドレスを持っているならどのアドレスに着信したかを知りたいもの。仕事とプライベートなどアドレスごとに用途が明確に異なる場合、差出人の名前や件名である程度想像はつくものの、はっきりさせたいところです。
そのメール着信を通知音で鳴り分けさせたいとのことですが、設定を見直す程度でかんたんに実現できます。例として、メインで使用しているiCloudメールと、サブ用のGmailとで異なる通知音を設定することを考えてみましょう。
まずは、「設定」→「メール」→「通知」→「通知をカスタマイズ」の順に画面を開き、iCloudメールとGmailの2つのアカウントが登録されていることを確認しましょう。あとはかんたん、iCloudメールとGmailの項目を開き、「竹」と「オーロラ」など異なるサウンド(通知音)をそれぞれに設定すればOKです。
この方法で問題があるとすれば、サイレントモード(マナーモード)時には通知音が鳴らないことです。それではせっかくの設定がムダになるため、通知音にくわえてバイブレーションも設定しておきましょう。サウンドを選ぶ画面の最上部にある「バイブレーション」をタップし、「同期」や「S.O.S.」などの振動パターンを選択すると、サイレントモードでもバイブレーションの違いでアドレスごとの着信がわかるようになります。
なお、通知音やバイブレーションは、着信件数が多いアドレスには不向きです。騒々しいだけでなく、バッテリーの消費ペースにも少なからず影響するため、通知音/バイブレーションの設定は着信件数が少ないアドレスに限定することが現実的です。