普段、パソコンやタブレット端末のビデオ通話機能を活用していますか? 特に仕事では、不意のカメラ起動やハッキングによる盗撮などが懸念されますが、今回セリアで見つけたのは、カメラ部分に貼るだけでこれらを対策できる「カメラセキュリティシール」。実際に使ってみました。

  • パッケージ表。パッケージの写真を見る限り、メインはノートPCへの装着を想定したものと思われますが、タブレットやスマホにも使えるとのこと

  • パッケージ裏。注意書きが並びます

セリアが販売する「カメラセキュリティシール」は、110円の商品(2個入り)。シールのサイズは幅18×高さ9×奥行1mm。カメラのサイズが縦5×横4mm以下で、幅9×高さ18mmのシール貼り付けスペースがある機器に対応します。

シールを実際に手のひらに乗せてみると重さを感じないほどの軽さで、サイズからも分かるように非常にスリムです。

  • 手のひらに載せたシール。最長部でも約2cm弱と小さいサイズです

  • 奥行き1mmの薄型で、ノートPCに取り付けても開閉に問題はなさそう

シール裏面の剥離フィルムを剥がし、13.3型MacBook Airの上ベゼルにあるカメラ位置に貼り付けました。フタは開閉可能なスライド式なので、すぐカメラのオンオフの切り替えが可能でした。

  • 貼り付ける前の様子

  • カメラオフの状態。シールのカバー部分をレンズ上にスライドしています

  • カメラオンの状態。シールのカバー部分をレンズ横へスライドさせました

実際にZoomでの会議をする際に使用してみましたが、ビデオの設定がオフになっているかをあらかじめ確認しなくても、突然映像が映されないため安心感がありました! フタはスライドしやすく、パソコンを数度開け閉めしてもシールはとれなかったので粘着力もばっちりです。

貼り付ける際には、フタを左右どちらかに完全にスライドしておくと、ピンポイントでシールをカメラ部分に貼り付けられます。また、使用する機器に近接センサーが搭載されている場合、シールが重なるとセンサーが誤認識してしまうため、貼り付ける際には重ならないよう注意が必要です。貼り跡や接着剤が残る場合もあるそうなので、そこも念頭に入れての使用をおススメします。

今回紹介したセキュリティシールは、盗撮防止の防犯対策はもちろん、リモートワークや学校の授業でZoomなどのビデオチャット機能を使用する社会人や学生の方にもおすすめです。ビデオが立ち上がった後も、自身のタイミングに合わせてカメラをオンにできるので、「準備ができていなかったのに映ってしまった」といったようなハプニングを避けられますよ。