エレコムは2月7日、モバイルバッテリーの回収方法に関するアンケートを行ったところ、約60%が処分方法が分からずに自宅で保管しているという結果を発表した。これを受け、全国の「エレコムデザインショップ」でモバイルバッテリーの無料回収を実施し、持ち込んだ人に同ショップで使える10%引きクーポンを進呈する。

  • 多くの人が持っているモバイルバッテリー、燃えるゴミや燃えないゴミとして捨ててはいけません

今回実施したアンケートは、2023年1月20日~2023年1月23日に公式ツイッターで実施したもの。6,314名が回答した結果となる。アンケート結果では、正しい処分方法を知っている人は約24%にとどまり、残りの約76%は正しい処分方法を知らなかった。

  • アンケートの集計結果。処分方法を正しく理解している人は約24%にとどまり、約6割が「処分方法が分からないので自宅に放置している」と回答した

モバイルバッテリーは、長期間使い続けると内蔵リチウムイオン電池が劣化し、充電に時間がかかったり、容量が減っていく。劣化すると膨張や発火事故などのリスクもある。安全に処分する方法は、大きくわけて以下の4つとなる。

  • 家電量販店やホームセンターの回収用リサイクルBOXを利用する
  • 携帯キャリアショップへ相談する
  • 住んでいる自治体へ相談する
  • エレコムの実店舗「エレコムデザインショップ」へ持ち込む

このうち「エレコムデザインショップ」では、リチウムイオンバッテリー搭載のモバイルバッテリーやリチウムイオン電池搭載機器をいつでも無償で回収している。回収対象は、JBRC加盟企業の製品。回収に協力すると、エレコムデザインショップ内の製品が当日のみ10%割引で購入できる。

  • エレコムの直営店「エレコムデザインショップ」では、メーカーを問わずモバイルバッテリーやリチウムイオン電池搭載機器を無償回収している

エレコムデザインショップの所在地は、アルデ新大阪店(大阪市淀川区)、プリコ神戸店(神戸市中央区)、名古屋セントラルパーク店(名古屋市中区)、アスナル金山店(名古屋市中区)、西武新宿ペペ店(新宿区歌舞伎町)。