ソニーは、米ラスベガスで開催される「CES 2023」にあわせて現地時間1月4日、プレスカンファレンスを開催。この中で、PlayStation 5向けの新たな周辺機器として、障がいのある人も快適に長時間ゲームをプレイできるようにするアクセシビリティコントローラー「Project Leonardo」を開発発表した。

  • PlayStation 5用のアクセシビリティコントローラーキット「Project Leonardo」

Project Leonardoは現在開発中の、アクセシビリティコントローラーキットのコードネーム。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のジム・ライアン社長兼CEOは、プレスカンファレンスの中で「(Project Leonardoについて)近日中に詳細をお伝えできる」とコメント。PlayStation.Blog(英文)には現地時間1月4日付けで、SIEのプラットフォーム エクスペリエンス担当シニア バイス プレジデント、西野秀明氏によるの紹介記事が投稿されている。

西野氏は記事の中で、「アクセシビリティはPlayStationプラットフォームにとって重要なトピックであり、すべてのゲーマーがプレイの喜びを体験できるように水準を上げ続けたいと考えている。私たちはハードルを減らすことに情熱を注いでいる」とコメント。

Project Leonardoの開発には、アクセシビリティの専門家や、AbleGamers、SpecialEffect、Stack Upなどの団体、ゲーム開発者が携わっており、障害のある多くのプレーヤーがより簡単に、より快適に、より長時間ゲームをプレイできるようにすることを目指している。

コントローラーを長時間保持したり、ボタンやトリガーの小さなクラスターを正確に押したり、標準コントローラーで親指と指を最適に配置するといった、運動制御が制限されている多くのプレーヤーが直面する一般的な課題に対処するために、高度にカスタマイズできるよう設計したという。

このコントローラーには、さまざまな形やサイズのアナログ スティック キャップやボタンなど、交換可能なコンポーネントを同梱している。これによってさまざまなコントロール レイアウトを作成でき、ゲームパッドからのアナログスティックの距離はユーザーの好みに合わせて調整可能。プレーヤーは自分の強さ、可動域、および特定の身体的ニーズに合った構成を見つけられるとのこと。コントローラーのボタンのマッピングを任意で割り当てたり、アナログスティックの向きをプログラムしたり、プロファイルを保存して切り替えるといったカスタマイズにも対応する。

Project Leonardoはスタンドアロン コントローラーとして使えるが、最大2台までのProject Leonardoと、ひとつのDualSenseワイヤレスコントローラーを組み合わせて使うことも可能。特定のゲームプレイのニーズに合わせてデバイスを組み合わせたり、他のユーザーと協力してプレイしたりできるという。

Project Leonardoは、4つの 3.5mm AUX ポートを介して拡張可能で、さまざまな外部スイッチとサードパーティのアクセシビリティ アクセサリをサポートする。これにより、ユーザーは特殊なスイッチ、ボタン、またはアナログスティックをProject Leonardoコントローラーと統合できる。

分割された左右対称のデザインにより、ユーザーはアナログスティックを好きな場所まで近づけたり離したりできる。コントローラーは平らで持つ必要がなく、ユーザーは卓上や車椅子のトレイに置けるとのこと。取り付けネジで固定することもできるように設計している。