人気アニメ「遊☆戯☆王」シリーズの作画監督などで知られるアニメーターの加々美高浩氏が監修した、あらゆる「手」の創作をサポートするハンドモデルフィギュア「A.S.I ハンドモデル」が、クラウドファンディングサイト・Makuakeに登場。スタートしてからわずか13日で、支援金額が1億円を突破するほどの人気となっている。
「A.S.I ハンドモデル」は、ホビーメーカー・コトブキヤのクリエイターや、それを志すすべての方へ捧げるという新しいフィギュアシリーズ「ARTIST SUPPORT ITEM(A.S.I)」の第一弾。「手」に関する作画参考書の著者でもある同氏の描く手を本人監修のもと、同氏の描く「手」のプロポーションをそのままに、息を呑むほどの迫力と、繊細さを備えた造形で立体化したとのこと。「神作画」と称される美しく均衡のとれた同氏の二次元作画をあらゆる角度から分析し、コトブキヤの持つ経験と造形ノウハウ・技術を注ぎ込み実現したそうだ。
商品はグレーとホワイトの2種類のカラー展開で、手の理想的なプロポーションと可動を観察できる。美しい手のディテールだけでなく、爪の形状や、指の長さ・ライン、落ちる影に至るまでこだわり抜かれている。20箇所のジョイントで、力の入った手の演技から芝居の効いた表情や繊細な動作まで、人間の手と同じようなポージングが可能だ。また、人体では動かない方向に可動しないようロックできる構造でよりリアルなポーズを表現できるそう。
「A.S.I ハンドモデル」のクラウドファンディングの目標金額は300万円だったが、これを開始からわずか5分で達成。その後もどんどんと支援金は増加し、記事執筆時点では1億円を超える支援金を集めている。
ネット上では「こういうのずっと欲しかったんです~!」「すごく魅力的なプロジェクトをありがとうございます。」「1億突破はすげー!!」などの声が寄せられた。