マキタは11月29日、同社販売の40Vmaxバッテリーに対応する芝刈り機を2機種発売した。価格とラインナップは、芝の刈り込み幅が48cmの「MLM001GZ」が219,780円、芝の刈り込み幅が53cmの「MLM002GZ」が226,380円（いずれもバッテリー／充電器別売）。

  • MLM001GZ

  • MLM002GZ

同社の40Vリチウムイオンバッテリー「BL4080F」で稼働する芝刈り機。バッテリーは1個でも駆動し、2個まで装着できる。2個装着した場合、1個目のバッテリー残量が尽きると自動で2個目に切り替わり、より長時間使える仕組みだ。

モーターは外側のローターが回転する、高トルクのアウターローター型ブラシレスモーターを装備し、高密度な芝でも止まりにくく、パワフルに刈り込めるという。また、芝を刈る刃物の取り付け角度を前に傾けたことで､後方での2度切りを防止してエネルギーロスを低減。

バッテリー持ちもよくなり、BL4080Fを2本装着した場合、1回の充電でMLM001Gは約2,100平方メートル、MLM002Gは2,500平方メートル（いずれも自走時）の芝を刈れる。

  • BL4080Fを2個まで装着できる

  • アウターローター型ブラシレスモーターを搭載

運転モードは、回転数を一定に保つ「標準モード」、軽負荷時に自動で回転数を下げて運転音やバッテリー消費をおさえる「ソフトノーロードモード」、低回転数を維持し静かに稼働する「静音モード」の3種類。

走行スピードは時速1.5km～5.0kmの範囲で調節できる。樹木の周りの刈り込みなど小回りを効かせたいときには時速1.5km～2.5km程度に、平地での軽負荷作業時は時速4.0km～5.0km程度に変更するなど、作業内容に合わせた使い分けが可能だ。本体はIPX4の防水性能、バッテリーはIP56の防塵・防水性能を備える。

「MLM001GZ」の主な仕様は、本体サイズがW550×L1,670～1,745×H965～1,075mm、重さが31kg。刈り込みの高さは20～100mm（10段階）。

連続作業時間と刈り込面積の目安は、自走が約1時間／2,100平方メートル、手押しが1時間22分／2,800平方メートル（いずれもBL4080F×2本使用時）。マルチングプラグ、ディスチャージシュート、ボックスレンチ17、ロッドが付属する。

「MLM002GZ」の主な仕様は、本体サイズがW595×L1,740～1,810×H970～1,080mm、重さが32kg。刈り込みの高さは20～100mm（10段階）。

連続作業時間と刈り込み面積の目安は、自走が約1時間6分／2,500平方メートル、手押しが1時間29分／3,400平方メートル（いずれもBL4080F×2本使用時）。マルチングプラグ、ディスチャージシュート、ボックスレンチ17、ロッドが付属する。

  • 走行速度・刈り込みの高さはレバーで調節する