サウンドバーを比較・検討

購入サウンドバーの候補はヤマハの「SR-B20A」、デノン製「DHT-S217」、JBLブランドの「CINEMA SB190」の3製品。製品仕様や価格などを抜粋してまとめた表は以下のようになりました。

  SR-B20A DHT-S217 CINEMA SB190
■メーカー ヤマハ デノン ハーマンインターナショナル
■ヨドバシドットコム価格 18,500円 29,700円 31,420円
■ch数 2.1ch 2.1ch 2.1ch
■Bluetooth接続機能の有無
■対応フォーマット PCM/Dolby Digital/DTS Digital Surround/MPEG-2 AAC Dolby Atmos/Dolby Digital/Dolby Digital Plus/Dolby TrueHD/リニアPCM 7.1ch/MPEG-2 AAC/MPEG-4 AAC リニアPCM 7.1ch/Dolby TrueHD/Dolby Digital Plus/Dolby Digital/AAC
■特筆する機能 バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」 Dolby Atmos対応 Dolby Atmos対応
■デザイン※
■サイズ(W×D×H)/重さ 910×131×53mm/3.2kg 890×120×67mm/3.5kg 900×62×67mm/1.9kg(サブウーファーは200×409×280mm/5.6kg)
※ あくまでも私の主観に基づいた好みのデザインかどうかという基準です

SR-B20A/ヤマハ(ヨドバシドットコム価格:18,500円)

SR-B20Aは、現在ヨドバシドットコムで2万円を切る価格ながら、バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」に対応しているサウンドバー。人の声を聞きやすくするクリアボイス機能、低音を増強するバスエクステンション機能なども搭載しています。

  • サウンドバー

    SR-B20A

DTS Virtual:Xに対応しており、バーチャルですが3Dサラウンド体験できると思い候補に。しかし、比較的、価格帯が近い別の候補機がDolby Atmosに対応しています。現在使用しているプロジェクターはDolby Atmosに対応していないため今回は関係ありませんが、今後、テレビやプロジェクターを買い替えた際に、コンテンツと触れる数を天秤にかけた結果、今回は惜しくも見送りとしました。

DHT-S217/デノン(ヨドバシドットコム価格:29,700円)

大ヒット製品となったという2019年発売の「DHT-S216」の後継機。若干高価になった分、ハイエンドAVアンプに搭載しているチップ(SoC)をグレードアップしたものを採用し、新たにDolby Atmosの3Dオーディオ信号のデコードに対応しています。

  • サウンドバー

    DHT-S217

  • ホームシアター、サウンドバー

    設置イメージ

モードとして、原音をストレートに再生する「PUREモード」、それぞれ映画・音楽再生に適した「MOVIEモード」「MUSICモード」、低い音量でもセリフが聞こえやすくなる「NIGHTモード」を搭載。セリフなど、人の声の音量だけを調整して聞き取りやすくする「ダイアログエンハンサー」も装備しています。

特に、集合住宅に住んでおり、「もう遅いがどうしても1本映画を観てから寝たい! 」ということがしばしばある私にとっては、夜間の視聴向きのNIGHTモードも非常に魅力的でした。

CINEMA SB190/JBL(ヨドバシドットコム価格:31,420円)

サウンドバーと、2.4GHzワイヤレス接続に対応する別体のサブウーファーで構成。大口径16cm径で200W出力のサブウーファーと組み合わせると、最大出力は380Wとなります。

  • サウンドバー

    CINEMA SB190。サブウーファーが別体です

  • ホームシアター、サウンドバー

    設置イメージ

「映画」や「音楽」「ニュース」といった3つのサウンドモードや、低音を強化する「バスブースト」機能を装備。再生するコンテンツに応じてサウンドをカスタマイズできる点が魅力です。しかし、別体サブウーファーの設置場所に困った点や、他の2製品より若干高価だった点から見送りに。

デノン製サウンドバー「DHT-S217」に決定!

迷った末、Dolby Atmosの3Dオーディオ信号のデコードに対応していることと、サブウーファー内蔵の一本型サウンドバーであることが決め手となり、デノン製のサウンドバー「DHT-S217」に決定しました。

  • サウンドバー

    イメージしていたより若干大きかったです

  • サウンドバー

    側面のバスレフポートはマット調の仕上げ

  • 本体操作部

  • サウンドバー

    搭載ポート類

  • サウンドバー

    「DENON」のロゴの上には5つのランプを装備

  • サウンドバー、プロジェクター

    プロジェクターと並べたようす

  • リモコン

    リモコン正面

  • リモコン

    リモコン背面

また、サウンドバーの設置場所としてハヤミ工産製「TIMEZ 小型スピーカースタンド」(NX-B300S)も購入。2台で1組となっておりコンパクトサイズでサウンドバーを設置できるため気に入っています。

  • スピーカースタンド

    「TIMEZ 小型スピーカースタンド」(NX-B300S)正面

  • スピーカースタンド

    不器用さには定評のある筆者でもスムーズに組み立てられました

さて、サウンドバー「DHT-S217」を購入してから約10日が経過しました。毎日実際に使って見えてきた「DHT-S217」のよかったところと、あと少し物足りなかったところをまとめていきます。