米Metaは9月6日(現地時間)、メタバースとAR(拡張現実)/VR(仮想現実)の開発者/マーケター/クリエイター向けカンファレンス「Meta Connect」の開催を発表した。
今年もオンライン開催になり、開始はPT(太平洋時間)の10月11日午前10時(日本時間:10月12日午前2時)。 Reality Labs FacebookのWebページで基調講演と開発者向けセッションをストリーミング配信する。参加は無料。
Meta Connectは今年で9回目の開催になる。2019年の第6回までは「Oculus Connect」という名称で、2020年から「Facebook Connect」という名称で開催されてきた。昨年の基調講演では、CEOのMark Zuckerberg氏とMetaのエグゼクティブが「次の時代のソーシャルコンピューティング」としてメタバースのビジョンについて語っており、今年はこれまでの進捗を振り返るとともに、メタバースの近い将来とさらに長期的な将来を展望するという。
そして、もう1つ。Meta Connectに関して大きな話題の1つになっているのが、Metaが「Project Cambria」というコードネームで開発している新世代のハイエンドVRヘッドセットだ。8月にZuckerberg氏がポッドキャストの人気番組「The Joe Rogan Experience」に出演した際に「新しい(VR)デバイスが10月に登場する」と予告しており、Meta Connectの基調講演での製品発表が有力視されている。