ソースネクストは8月29日、AIボイスレコーダー「AutoMemo」シリーズ用スマートフォンアプリ「AutoMemo(オートメモ)」のアップデートを発表した。アップデートにより、音声の録音とAIによるテキスト化がスマホ単体でできるようになる。

  • アプリから音声の録音とAIによるテキスト化ができるようになる

AutoMemoシリーズは、録音した会話音声を自動で文字起こししてくれるボイスレコーダー。音声データをクラウドへ送り、クラウド上のAIエンジンが内容をテキスト化したのち、ユーザーが指定したクラウドストレージとメールアドレスに、文字起こしされたテキストデータを届ける仕組みだ。対応言語は世界72言語。

  • 左が「AutoMemo S」、右が「AutoMemo」

  • テキスト化されたデータはメールで届く

「AutoMemo」アプリはこれまで、AutoMemo端末と連携することで、AutoMemo端末が録音・変換したテキストデータを表示・再生・確認できるアプリとして使われてきた。

今回のアップデートで「AutoMemo」アプリは、アプリ単体による音声録音とクラウドへのアップロードが可能になる。これにより、AutoMemo端末がなくとも、スマホ単体で音声を録音/テキスト化できるようになった。テキスト化に使用するAIエンジンは最新モデル「AutoMemo S」と同じ。

  • スマホ単体で音声を録音/テキスト化できる

さらに、AutoMemo端末で音声データをクラウドにアップロードする方法は、Wi-Fi回線のみだったが、アプリの場合、携帯回線を使ってもアップロードできる。

料金設定はAutoMemoシリーズと同じ。録音データをテキスト化する場合、毎月1時間は無料、毎月1時間~30時間は月額980円。使用期限なく10時間まで文字起こしできる「10時間チャージ」は1,480円、同じく100時間まで文字起こしできる「100時間チャージ」は14,000円。

対応OSはiOS 13以降、Android 8.0以降。文字起こしデータを保存できるクラウドストレージは、OneDrive、Google Drive、Dropbox。

  • 検索やお気に入り登録はこれまで通り可能だ