楽天モバイルと日本郵便は8月23日より、愛媛県内各地の郵便局にスマホの操作に関する相談を受け付ける「愛顔のスマホ相談窓口」を開設し、運用を開始する。

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本事業は、愛媛県と県内20市町で構成される愛媛県・市町DX推進会議によるデジタルデバイド対策事業の一環として実施されるもの。住民がスマホの操作等についていつでも気軽に相談できる機会を身近な郵便局で提供することにより、デジタル活用の不安解消を支援することを目的としている。まず、県内20市町の22の郵便局で8月23日より先行運営を開始し、9月中に同県内で100の郵便局に拡大する予定。

窓口開設時間は、平日10時~17時(相談最終受付は16時30分)。相談は事前予約制で、前日までの予約が必要。予約は「楽天シニア」の予約専用フリーダイヤルで受け付ける。

  • 「愛顔のスマホ相談窓口」営業時間:平日10時~17時(相談最終受付は16時30分)
  • 「愛顔のスマホ相談窓口」予約センター 営業時間:平日10時~16時
  • 「愛顔のスマホ相談窓口」予約専用フリーダイヤル:0120-546-004

相談の際には窓口に用意されたタブレットを介して、楽天モバイルが運営する「楽天シニア」の専門スタッフがオンラインで対応する。タブレットの接続などは郵便局社員が担当する。

「楽天シニア」は楽天モバイルが提供する、健康寿命の延伸をサポートするサービス。健康生活応援アプリ「楽天シニア」において日々の歩行・イベント参加等で楽天ポイントを貯められるようにすることでアクティブな活動を促すほか、さまざまなコンテンツ発信やイベントの開催などを行っている。イベントの一環としてスマホ教室をオンラインや楽天モバイルショップなどで定期的に開催していることから、初心者・シニア向けのスマホ利用サポートにノウハウを持っている。

本事業では、さらなるデジタルデバイド解消施策として、自治体の行政手続きなどの相談を郵便局に用意されたタブレットを活用してオンラインで行ったり、すでにオンライン化されている行政手続きについてWebシステムやスマホ操作の案内を行うことも検討しているという。