鹿児島県・桜島の降灰が詰まった缶詰が販売されていると、注目を集めている。一体何に使うんだろうか。

  • 桜島の火山灰の「缶詰」が買えるらしい、ネット上では使い道を探す人たちも

    結局何に使えばいいんだろう。鹿児島旅行に行った思い出の品には、なりそうだ

鹿児島県では桜島の噴火の影響で、降灰被害を受けているが、それを逆手に取ったような商品が販売されている。ズバリ「灰缶詰~ハイ!どうぞ!~(税込108円)」だ。鹿児島県垂水市が企画・デザインした。缶詰に詰まっているのは、市役所屋上等に積もった灰を丁寧に詰め込んだものだそう。

成分表示のラベルには、「原材料名:桜島の降灰、垂水市民の苦悩・内容量:ありがたくない、空からの恵み100cc」と書かれており、降灰被害への皮肉とユーモアが滲み出ている。

同商品は、道の駅たるみずや、鹿児島空港等で販売しているとのこと。興味があれば、お土産にどうだろう。ただし火山灰は、粒子が細かく、ガラスに似た特徴を持っているため散らばると厄介。室内での開封は控えた方が良さそうだ。

ネット上では「なんでも、魚を火山灰に漬け込む(まぶす?埋め込む?)「灰干し」って干物があるそうですよ。」「火山灰って陶芸家は釉薬で使いたがるんじゃないか?」「月面ジオラマとかに使えるかな…」と使い道を模索する声のほか、「鹿児島で昔から、灰なら売るほどあるはよく言われてましたが、本当に売るとはw」「缶詰の中はちゃんと火山灰でごわす!」「地獄のような缶詰だなあ…」などの声が寄せられた。