米Intelは「intel gaming access」という特設ページを開設し、同社が今後展開していくディスクリートグラフィックス製品「Intel Arc GPU」について紹介している。記事は海外のITニュースサイト「PC Gamer」などからも提供されているようだ。

中でも、「Intel Arc GPU」と題した記事でグラフィックス製品の概要について紹介されている。Intel Arcシリーズが第11世代Intel Coreプロセッサ用の統合GPUとして登場したことや、低消費電力モデル「Xe-LP」、HPC向けの超高性能モデル「Xe-HPG」などのラインナップについて説明。ノートPCからゲーミング、データセンターやスーパーコンピューターまでスケーラブルな同じアーキテクチャを採用したとしている。

また、新たに展開される命名規則について説明されている点もポイント。今世代の「A」は「アルケミスト(alchemist、錬金術師のこと)」から命名されており、将来の世代には「バトルメイジ」「セレスティアル」「ドルイド」などアルファベット順にRPGからインスパイアされたコードネームが付されるという。

型番にあるA300、A500、A700のような3桁の数字についても紹介されており、Coreシリーズに準じたナンバリングを採用。下2桁は性能に準じており、一例としてIntel Arc A750とIntel Arc A770は同じパフォーマンスレベルながら、Intel Arc A770のほうが高性能となっている。なお、Intel Arc A370Mの末尾「M」はラップトップ用の「モバイル」を表している。

Intel Arc GPUを搭載する製品は、今年後半にリリースを予定しているという。追加の情報はintel gaming accessページや、Discordコミュニティ「Intel Insider」などで得られる。

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