ソニーは、薄型テレビ「BRAVIA」計40機種に、VRRモード有効時のピーク輝度などを設定可能にするソフトウェアアップデートを提供している。2022年モデルの一部には、BRAVIA CAM機能を追加する。適用後のバージョンはPKG6.5929.****JPA。

  • アップデート対象の85V型4K液晶BRAVIA「XRJ-85X95K」

2022年発売モデルの一部(A80K/A90K/X95K/X90K/X80K/X80WKシリーズ)に加わるBRAVIA CAM機能では、「近すぎアラート」が利用可能になるほか、リモコンとアクセサリの設定画面にBRAVIA CAMの設定が加わる。さらに上位のA80K/A90K/X95K/X90Kシリーズでは、視聴距離による見え方/聞こえ方の最適化や、視聴位置による音場/定位の最適化が行えるようになる。

ほかにも、有機ELモデルのA95K/A90K/A80K/A90J/A80Jシリーズと、液晶モデルのX95K/X90K/X95J/X90Jシリーズでは、VRRモード有効時にピーク輝度を設定可能に。前出の液晶モデルではバックライト分割制御の設定もできるようになる。その他、軽微な不具合も改善している。

アップデートの対象機種は以下の通り。

ソフトウェアアップデートの対象機種

  • XRJ-83A90J/XRJ-65A90J/XRJ-55A90J
  • XRJ-77A80J/XRJ-65A80J/XRJ-55A80J
  • XRJ-85X95J/XRJ-75X95J/XRJ-65X95J
  • XRJ-75X90J/XRJ-65X90J/XRJ-55X90J/XRJ-50X90J
  • KJ-65X80J/KJ-55X80J/KJ-50X80J/KJ-43X80J
  • XRJ-77A80K/XRJ-65A80K/XRJ-55A80K
  • XRJ-48A90K/XRJ-42A90K
  • XRJ-85X95K/XRJ-75X95K/XRJ-65X95K
  • XRJ-85X90K/XRJ-75X90K/XRJ-65X90K/XRJ-55X90K/XRJ-50X90K
  • KJ-75X80K/KJ-65X80K/KJ-55X80K/KJ-50X80K/KJ-43X80K
  • KJ-75X80WK/KJ-65X80WK/KJ-55X80WK/KJ-50X80WK/KJ-43X80WK

なお、7月6日のアップデート開始時点では2022年発売の最上位有機EL A95Kシリーズも対象機種に含まれていたが、上記のBRAVIA CAMに関連する不具合が見つかったため、同機種のソフトウェアアップデートを中止すると7月29日に案内している。