Metaは6月21日(米国時間)より、保護者が子供の利用をサポートすることを支援する「ファミリーセンター」を日本でも順次導入することを発表した。InstagramとMeta Questヘッドセットで利用できる。

  • ファミリーセンター
  • 教育ハブ
  • 6月21日(米国時間)よりInstagramとMeta Questに導入された「ファミリーセンター」。保護者にさまざまな情報を提供する「教育ハブ」も用意される

ファミリーセンターは、Metaが提供するプラットフォームにおける10代の利用者のオンライン体験を保護者が見守り、サポートできるようなツールやリソースを提供する場。2022年3月より、米国のInstagramで導入されている。このたびの日本でのファミリーセンター導入にあたり、ペアレンタルコントロールツールの改善・機能追加を行っているほか、以下のようなリソースも紹介されている。

  • 保護者のためのInstagramガイド:Instagramを利用している子供を持つ保護者を対象として、基本的な機能の説明や困ったときに参照できる情報などを紹介するもの。
  • みんなのデジタル教室:Metaがグローバルで提供するデジタルリテラシー教育プログラム。デジタル世界で必要となるスキルについて理解を深め、責任あるデジタル市民によるコミュニティを構築するための各種リソースを提供する。2022年2月より、Instagramを安心安全に使うための24種類の機能について、詳しい設定方法を紹介するチュートリアル動画も公開している。
  • 多様なコミュニティのためのInstagram&Facebook安全ガイド:LGBTQ+コミュニティや障害を持つ方々、女性といった多様なコミュニティに向けて、安全なSNS利用のための機能や実際にInstagramやFacebookを活用しているコミュニティによるメッセージを紹介する。
  • 子どもをいじめから守る大人の相談窓口:特定非営利活動法人「ストップいじめ!ナビ」によるWebサイト。子どもがいじめや嫌がらせを受けたときに大人ができることなど、子どものいじめに関する様々な情報を掲載している。

Instagramのペアレンタルコントロールツール

  • Instagramのペアレンタルコントロールツール

    Instagramのペアレンタルコントロールツール

Instagramのペアレンタルコントロールツールを利用すると、Instagramを開設できる最低年齢である13歳以上の子供のInstagramアカウントについて、利用時間などのインサイトを保護者が確認し、管理できる。保護者は18歳以上でInstagramのアカウントを持っている必要がある。

このツールで利用できる機能は以下のようなもの。

  • 子供の利用時間を確認し、上限を設定できる。
  • 1日のうち/1週間のうちで特定の時間を選び、子供がInstagramを利用できないように設定できる。
  • 子供がフォローしているアカウント、および子供をフォローしているアカウントを確認できる。子供が新たにアカウントをフォローしたりフォロワーが増えたりしたときは通知を受け取れる。
  • 子供がアカウントや投稿を報告したときに通知を受け取れる。どのアカウントを報告したか/どんな理由で報告したかなどの詳細も確認できる。

VER(Meta Quest)のペアレンタルコントロールツール

Meta Quest製品でもペアレンタルコントロールが利用可能になり、以下のような機能が利用できる。

  • IARCによるレーティングに従って、デフォルトでブロックされているアプリケーションのダウンロードまたは購入を保護者が承認できる。13歳以上の子供が「購入希望」のリクエストを申請すると、保護者にその旨の通知が届く。保護者はOculusモバイルアプリからそのリクエストを承認または拒否することができる。
  • 保護者は、子供にとって不適切な可能性のある特定のアプリをブロックし、そのアプリを起動できないようにすることができる。WebブラウザのようなアプリやMeta Questストアでダウンロードまたは購入できるアプリがブロックの対象となる。
  • 保護者は子供が所有するすべてのアプリ、子供のOculusフレンドのリスト、子供がヘッドセットを利用しているスクリーンタイムを見ることができる。
  • 保護者は子供がVR内でコンテンツを購入する度に「購入通知」を受け取ることができる。
  • 保護者は、子供がPC上のコンテンツをQuestのヘッドセットからアクセスすることを防ぐために、LinkやAir Linkをブロックすることができる。

Metaqはこれまでも10代を含む若年層の利用者に安心安全なオンライン体験を提供することを最も重要な取り組みのひとつと位置付けており、今後もファミリーセンターのアップデートを続け、ペアレンタルコントロールツールの改善も続けていくとしている。