メルカリとメルロジは6月2日、繰り返し使える梱包材「メルカリエコパック」の提供を開始した。フリマアプリの一部ユーザーに対し、約3,000枚の配布を予定している。
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繰り返し使える梱包材「メルカリエコパック」。2019年以来、2回目の取り組みとなる
テントなどに使われるターポリン素材を採用し、リユース梱包材に求められる耐久性と防水性を確保。小物を入れられるポケットを備え、開閉はファスナー式。再利用可能なエコパックひとつで出品物の梱包が完結するため、箱や緩衝材、ガムテープなどの資源を節約できる。
エコパックのサイズはW275mm×H190mm。らくらくメルカリ便（ネコポス）、ゆうゆうメルカリ便（ゆうパケット／ゆうパケットポスト）に対応し、A4サイズで厚さ3cm以内に収まる商品の発送に使える。
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単純な袋状だった2019年版では、化粧品などの小物を送る際、エコパックに入れる前に二重梱包されてしまう事例もあったという。2022年版は、商品を直接入れて完全な梱包レスで使ってもらいやすいように改良した
エコパックを受け取った購入者自身が、次回の出品時にエコパックを再利用することで、メルカリユーザーの間で循環していく運用を想定。2019年の試験時には再利用に至らないケースが3割程度あったことから、今回はメルカリステーション（9カ所）にエコパックの返却スポットを設け、購入のみで出品はしないユーザーの手に渡っても循環が止まりにくい仕様とした。
さらに再利用を促す仕組みとして、ひとつのエコパックが5人以上の手に渡った場合、全員に100ポイントずつ付与する。6人目以降も対象となる。ポイントキャンペーンは9月30日までの期間限定。
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ユーザー同士の協力でポイントを獲得できる仕組みを取り入れ、再利用を促す
メルカリエコパックの入手方法
実際に循環していく中で購入者として入手するほかに、自発的にメルカリエコパックを入手・体験する方法は3通りある。
まず、メルカリアプリで本件の「お知らせ」が届いた人なら、アンケートに回答すれば抽選で3,000名にエコパックが配布される。提供予定時期は6月下旬～7月上旬。
次に、メルカリ公式Twitterでも抽選で50個を配布。Twitterのフォローとリツイートで応募できる。応募期間は6月2日～6月10日、提供予定次期は6月下旬～7月上旬。
返却スポットが設けられるメルカリステーション9カ所では、その場でエコパックを取って発送に利用できる。場所は新宿マルイ本館、ららテラス武蔵小杉、北千住マルイ、博多マルイ、町田マルイ、マルイファミリー溝口、マルイシティ横浜、中野マルイ、なんばマルイ。提供予定時期は6月中旬～9月30日。新宿マルイのみ、6月2日から設置している。
