パナソニック コネクトは5月31日、堅牢性の高いモバイルノートPC「Let's note」(レッツノート)の2022年夏モデルを発表した。
店頭向けには、14型の「Let's note FV1」および「Let's note FV3」、12.1型の「Let's note SV2」、12型の2in1 PC「Let's note QV1」をラインナップする。発売日は「FV1」と「FV3」が7月15日、「SV2」と「QV1」が6月17日。価格はオープンで、店頭予想価格は272,000円前後から。
レッツノート2022年夏モデルでは、FVシリーズで第12世代Intel Coreプロセッサ(Alder Lake)を搭載した新モデル・FV3が加わったほか、QV1に続きSV2もeSIM搭載のデュアルSIMモデルを用意した。
このほか、全モデルでWindows11 Proを搭載し、16GBメモリ、PCIe4.0接続SSD、顔認証対応カメラおよび指紋センサーなどを備えている。
また、FV3・FV1・QV1シリーズでは独自アプリ「Panasonic PC快適NAVI」も強化。バッテリーの節約設定中に内蔵ディスプレイを低解像度に変更し省電力化する機能や、電源コードを抜いたときに推定残り時間を通知する機能などを追加した。
なお、パナソニック株式会社の持株会社化にともない、レッツノートを企画・製造するパナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社は、2022年4月からパナソニック コネクト株式会社として発足している。
レッツノートFV3・FV1
レッツノートFVシリーズは、13.3型PCとほぼ同等のサイズで14型画面を搭載したモバイルPC。14型のディスプレイはアスペクト比3:2で、解像度はQHD(2,160×1,440ドット)。職場や外出先、家などでシームレスに仕事をするハイブリッドワーク向けの製品だ。
2022年夏の店頭向けでは、第11世代Intel Coreを搭載した「FV1」を2機種と、第12世代Intel Coreを搭載した「FV3」を2機種揃えた(計4機種)。
FV3では第12世代Intel Coreに合わせ、CPU性能のパフォーマンスを最大化する独自機能「Maxperformer」も改良。バッテリー使用時、PC側の設定に応じて駆動時間を延ばすようなチューニングを採り入れている。
また、FV3はEVOプラットフォームに準拠したほか、搭載するWebカメラに、Web会議時などで明るさ補正や背景ぼかし、顔位置を自動補正できる機能を追加した。セキュリティも強化し、「Windows Hello Enhanced Sign-in Security」にも対応する。店頭予想価格はFV3が382,000円前後から、FV1が278,000円前後から。
品番 | CF-FV3DDPCR | CF-FV3DFNCR | CF-FV1BDMCR | CF-FV1BDTCR |
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本体カラー | ブラック | シルバー&ブラック | シルバー | |
OS | Windows 11 Pro 64bit | |||
CPU | Intel Core i7-1260P | Intel Core i5-1135G7 | ||
メモリ | 16GB | |||
ストレージ | 512GB PCIe SSD | |||
ディスプレイ | 14.0型ワイド(2,160×1,440ドット) | |||
光学ドライブ | ― | |||
WWAN | ― | LTE(nano SIM) | ― | |
通信機能 | ギガビット準拠の有線LAN、Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠) | |||
カメラ | 顔認証対応カメラ(約207万画素) | |||
指紋認証(タッチ式) | ○ | |||
バッテリ駆動時間 | 約17時間 バッテリーパックL付属 |
約11時間 バッテリーパックS付属 |
||
インタフェース | USB 3.1 Type-Cポート×2(Thunderbolt 4対応、USB Power Delivery対応)、USB 3.0 Type-Aポート×3(うち1つはスマホ充電対応)、SDカードスロット、HDMI出力、D-Sub、ヘッドセット端子 | |||
本体サイズ | W308.6×D235.3×H18.5mm | W308.6×D235.3×H18.2mm | ||
重さ | 約1.204kg | 約1.139kg | 約0.999kg | |
Office | Microsoft Office Home & Business 2021 | ― |
レッツノートSV2
レッツノートSV2は、光学ドライブを載せた12.1型ノートPC。小型画面で持ち運びに適し、主に外出先や移動中に仕事するユーザーに適する。
春モデルでは、新たにeSIMとnanoSIMスロット両対応のデュアルSIMモデルを用意したほか、Core i5モデルのプロセッサを強化。プロセッサは秋冬モデルに引き続き第11世代Intel Core(Core i7-1195G7もしくはCore i5-1155G7)を搭載し、店頭向けに4機種を用意する。店頭予想価格は272,000円前後から。
品番 | CF-SV2DFNCR | CF-SV2DDUCR | CF-SV2BDMCR | CF-SV2BDCCR |
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本体カラー | ブラック | シルバー&ブラック | シルバー | |
OS | Windows 11 Pro 64bit | |||
CPU | Intel Core i7-1195G7 | Intel Core i5-1155G7 | ||
メモリ | 16GB | |||
ストレージ | 512GB PCIe SSD | |||
ディスプレイ | 12.1型ワイド(1,920×1,200ドット) | |||
光学ドライブ | ブルーレイ | DVDスーパーマルチ | ||
WWAN | LTE(nano SIM/eSIM) | ― | ||
通信機能 | ギガビット準拠の有線LAN、Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠) | |||
カメラ | 顔認証対応カメラ(約207万画素) | |||
指紋認証(タッチ式) | ○ | |||
バッテリ駆動時間 | 約19.5時間 バッテリーパックL付属 |
約12.5時間 バッテリーパックS付属 |
||
インタフェース | USB 3.1 Type-Cポート(Thunderbolt 4対応、USB Power Delivery対応)、USB 3.0 Type-Aポート×3(うち1つはスマホ充電対応)、SDカードスロット、HDMI出力、D-Sub、ヘッドセット端子 | |||
本体サイズ | W283.5×D203.8×H24.5mm | |||
重さ | 約1.169kg | 約1.109kg | 約1.009kg | |
Office | Microsoft Office Home & Business 2021 | ― |
レッツノートQV1
レッツノートQV1は、ディスプレイが360度回転する2in1タイプの12.0型ノートPC。訪問先など社外を中心に利用するビジネスパーソン向けモデルとなる。プロセッサは第11世代Intel Coreを春モデルに引き続き採用。店頭向けには2機種が用意され、店頭予想価格は322,000円前後から。
品番 | CF-QV1DFNCR | CF-QV1BDMCR | ||
---|---|---|---|---|
本体カラー | ブラック | ブラック&シルバー | ||
OS | Windows 11 Pro 64bit | |||
CPU | Intel Core i7-1165G7 | Intel Core i5-1135G7 | ||
メモリ | 16GB | |||
ストレージ | 512GB PCIe SSD | |||
ディスプレイ | 12.0型(2,880×1,920ドット) | |||
光学ドライブ | ― | |||
WWAN | LTE(nano SIM/eSIM) | ― | ||
通信機能 | ギガビット準拠の有線LAN、Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠) | |||
カメラ | 顔認証対応カメラ(約207万画素) | |||
指紋認証(タッチ式) | ○ | |||
バッテリ駆動時間 | 約11時間 | |||
インタフェース | USB 3.1 Type-Cポート(Thunderbolt 4対応、USB Power Delivery対応)、USB 3.0 Type-Aポート×3(うち1つはスマホ充電対応)、SDカードスロット、HDMI出力、D-Sub、ヘッドセット端子 | |||
本体サイズ | W273.0×D209.2×H18.7mm | |||
重さ | 約0.979kg | 約0.949kg | ||
Office | Microsoft Office Home & Business 2021 |