チャンネル登録はYouTubeを楽しむのに必須ではないですが、便利なのでやっておくとオススメです。この記事ではYouTubeのチャンネル登録のやり方や、無料なのか、ばれるといったデメリットなどについてご紹介します。YouTubeでチャンネル登録をするときに参考にしてみてくださいね。
YouTubeのチャンネル登録とは? するとどうなる?
そもそもYouTubeはアカウント登録をしていなくても視聴が可能です。もちろんチャンネル登録をしていなくても動画を楽しむことはできます。
YouTubeのチャンネル登録にお金はかからない
YouTubeのチャンネルを登録するのには、会費や利用料はかからず無料です。Googleアカウントさえあれば誰でも登録することができます。
チャンネル登録でできること
YouTubeチャンネルを登録しておくと、チャンネル登録されている他のチャンネルの動画が表示されるようになります。また、「登録チャンネル」タブから登録したYouTubeチャンネルを一覧表示で見られるようになります。
再生リストとの違い
お気に入りの動画を管理する機能に「再生リスト」があります。
チャンネル登録ではそのチャンネルの動画のリストが表示されるのに対し、「再生リスト」では、チャンネルや配信者に関係なく、好きな動画をリスト化できます。
なお、「ブラウザ版」の再生リストの作成方法は下記になります。
1 . リストに追加したい動画を開く 2 . 動画の下の「保存」をクリック 3 . 「保存先」から、「新しい再生リスト作成」をクリック 4 . 「新しい再生リスト作成」を選択した場合は再生リストの名前を入力 5 . リストの公開範囲を設定
YouTubeのチャンネル登録はばれる? 相手にわかる可能性
自分自身が登録したチャンネルの内容を、他人に知られてしまうことはあるのかどうかをご紹介します。
登録チャンネルの公開・非公開がポイント
結論を先に言ってしまうと、登録チャンネルを「公開設定」にしている人が何らかのチャンネル登録をすれば、登録したチャンネルを管理している人に登録した事実が知られる(ばれる)ようになっています。
チャンネル管理者の管理画面には「最近のチャンネル登録者」という部分があり、ここを見れば管理者側はチャンネルの登録者を知ることができるのです。この際、実際に登録者名や登録日をチャンネル管理者が知ることができるのは、以下の条件を満たしたユーザーのみです。
■自分の登録チャンネルを公開するように設定しているユーザー
ただし、YouTube の利用を開始したばかりのユーザーの場合、登録チャンネル一覧はデフォルトで「非公開」に設定されています。つまり、初期設定のままならば、チャンネル登録をしてもチャンネル管理者側に自分が登録したことがばれないようになっているというわけです。
チャンネル管理者側に自分が登録した事実を知ってほしい場合は、ユーザー自らがこの「非公開設定」を変更する必要があります。
YouTubeチャンネルの登録の仕方
早速、YouTubeチャンネルを登録する方法を見ていきましょう。自分の気に入ったチャンネルを登録しておくと、自分の好きな配信者の動画をすぐに見つけられるので便利です。また、チャンネル登録することによって配信者を応援できます。
「チャンネル登録」をタップするだけ
YouTubeのチャンネル登録方法は至って簡単。ログインした状態で、気に入った動画の画面上に表示されている「チャンネル登録」をタップするだけです。
ホーム画面の左側にある「登録チャンネル」をクリックして、動画が反映されていればチャンネル登録が完了しています。
「ベルアイコン」で見逃しを防ごう
YouTubeチャンネルを登録しただけでは、動画のアップに気づかないこともあります。「どうしても配信者の動画を見逃したくない」「常に新作をチェックしたい」というときには、「ベルアイコン」の活用がオススメ。
チャンネル登録が完了すると、「登録済み」の表示の横にベルアイコンが出現します。
ベルアイコンをタップすると、通知の方法を選べるようになります。
通知方法は後から変更できるので、一度試してみて自分に合った通知方法を選ぶといいでしょう。
メールで通知する方法も
YouTubeを開いていないときに動画がアップされたとき、メールですぐに通知してくれる方法もあります。アカウントの設定画面で「通知」をクリック。
権限をONにしておくと、チャンネル登録した配信者の動画がアップされたときに通知メールがログインしているアカウントのアドレスに届きます。
YouTubeのチャンネル登録をするメリット
続いて、YouTubeでチャンネル登録をするとどのようなメリットがあるのかをご紹介します。
視聴者にとってのメリット
YouTubeのチャンネル登録をすると、自分が気に入った動画があった場合、同じ配信者が新しい動画をアップしたときに見つけやすくなります。チャンネル登録をしておくと同じ配信者の動画すべてが「お気に入り」と認識されるためです。
もし、「特定の動画は好きだけど、同じ配信者でも他の動画には興味がない」ということであれば、特定の動画のみをお気に入りリストに追加すれば十分かもしれません。
配信者にとってのメリット
YouTubeのチャンネル登録は配信者(クリエイター)にとって重要な指標となる数値です。視聴者の多くは「配信者の配信だったらどんな動画でも好き」という場合や動画の更新をすぐに知りたいというときにチャンネル登録をします。
つまりチャンネル登録者数は配信者にとって、YouTube内でのファンの数を表します。
チャンネル登録者数はあくまでも単なる指標の一つではありますが、YouTubeで動画配信する人にとっては大きな意味を持つこともあります。その答えはYouTube動画での広告収入。YouTubeで広告収入を得るには「YouTube パートナープログラム」に参加する必要がありますが、その参加条件が下記の2つです。
・過去12カ月間の総再生時間が4,000時間 ・チャンネル登録者が1,000人以上
チャンネル登録者数が1,000人を超えると、YouTubeに投稿した動画に広告を載せることができます。また、チャンネル登録者数が増えることで「ストーリー投稿」なども使えるようになり、YouTubeチャンネルコンテンツをより豊かにすることもできるでしょう。
一方で、YouTubeのチャンネル登録は、視聴者にとってはさほど重要なことではありません。そのため配信者側からきちんとアプローチしないとなかなかチャンネル登録にはいたらないでしょう。
YouTubeのチャンネル登録をする際の注意点
ここでは、YouTubeのチャンネル登録をするにあたって、覚えておきたい注意点を解説します。
他のユーザーに登録チャンネルがばれる可能性がある
先述したように、登録しているチャンネルを「公開設定」にしている場合、自分が登録しているチャンネルが相手や周りの人にばれてしまう可能性があります。相手の運営者や周りのユーザーに自分が登録しているチャンネルを見られたくない場合は、登録しているチャンネルを非公開にしましょう。
なお、デフォルトでは非公開に設定されています。
チャンネル登録数には上限がある
チャンネル登録できる数には上限があり、通常最大で2,000チャンネルまで登録ができます。なお、1日あたりのチャンネル登録できる上限は75です。
自身もYouTubeチャンネルを持っている場合、そのチャンネルが成長していくことで、チャンネル登録できる上限の数も増えていくようです。
YouTubeチャンネルの登録を解除(削除)する方法
YouTubeチャンネルの登録をやっぱり解除したいと思ったときのために、解除方法もまとめておきました。いざというときは役立ててみてください。
ページから登録を解除する
チャンネル登録の解除は、登録されているチャンネルのページから行うことができます。
「登録済み」となっているところをタップすれば完了です。
ページの一覧から登録を解除する
また、自分の登録チャンネル一覧から「管理」を選択すると、登録しているチャンネルの一覧から同じように「登録済み」のタップで解除できます。
登録を解除した直後は一覧ページに残りますが、再読み込みするとチャンネル一覧からも削除されるので確認してみてくださいね。
自分でYouTubeチャンネルを作成する際に確認すべきこと
ここまでは視聴者として、チャンネル登録や解除をする方法や、メリット、注意点などの説明をしてきました。ここからは、チャンネル登録をしてもらう自分のYouTubeチャンネルの作成を始める前に、準備しておくべきことをまとめました。
目的を明確にする
YouTubeの動画配信に限ったことではありませんが、何事も新しいことに取り組むときには目的をはっきりと定めておくことが重要です。目的を定めることで、何をするべきか、何をしないべきかを決められますし、配信内容を決定づけることもできます。
目標を決める
目的が決まったら、数値化した目標を決めます。YouTubeの動画配信であれば、チャンネル登録者数や動画再生回数など数字を決めやすいでしょう。数値化することで誰の目にも目標を達成したことが明らかになりますし、自分自身のモチベーションアップや目標達成までのプロセスを考えるのに役立ちます。
ターゲット・テーマを決める
ターゲットを決めるということは、YouTube動画の配信においてチャンネル登録者数にダイレクトに影響するアクションです。ターゲットとは自分の動画を気に入ってチャンネル登録をしてくれる視聴者を指します。
「どんな人に動画を見てもらうのか」「どのような層にチャンネル登録をしてもらいたいのか」など、ターゲットは細かく明確に定めましょう。ターゲットがどのような状態の人でどのような悩みを抱えているか、あるいはどのようなことに興味関心があるのかをきちんと知るからこそ、配信する内容が決まります。テーマもターゲットがどんな興味を持っているかで決めるとスムーズに決まるでしょう。
戦略を立てる
戦略を立てるとは、文字通りYouTubeにおける動画配信の目的・目標を達成するために何が必要かを見定め、実戦に移せるようにすることです。
これまでのYouTube動画ではやったからといって、同じことをやってもオリジナリティがなく埋もれてしまうでしょう。重要なのは自分の得意分野で他のYouTuberに負けない部分を出すことです。
YouTubeチャンネルを登録して、動画をもっと楽しもう
YouTubeチャンネルの登録方法とメリット、解除方法などをご紹介しました。YouTubeチャンネルの登録は配信者にとっては、広告収益の要ともいえる重要な要素です。視聴する側にとっては、自分が気に入っている配信者の動画の公開情報をいち早くキャッチできたり、配信者を応援する手段として重要な役割を持っています。
視聴側であれ配信側であれ、YouTubeのチャンネル登録をうまく活用してみてくださいね。
YouTubeの使い方、履歴削除やチャンネル登録方法など基本情報まとめ