auは5月10日18時より、ソニー製5Gスマートフォン「Xperia 10 III SOG04」をAndroid 12に更新するアップデートの配信を開始する。
アップデートファイルのサイズは約930MBで、更新時間は約25分。更新後のソフトウェアバージョンはビルド番号「62.1.C.0.412」となり、Androidセキュリティパッチレベルは「2022年3月1日」となる。
Android 12へのOSアップデートによる主な機能追加・変更内容は下記のとおり。
片手モード
サイドセンスバーをダブルタップして呼び出す片手モードの動作が、画面の縮小ではなく、画面全体が下に移動する動作となる。
ネットワークとインターネット
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「テザリング」→「Wi-Fiテザリング」下において、「アクセスポイント名」の初期値が「Xperia_XXXX」(XXXXは4桁の数字)という形式になり(画面内1)、「ネットワーク名の公開」の項目が削除される(画面内2)。
画面設定
「設定」→「画面設定」→「片手モード」下において、以下の変更が行われる。
- 「ON/OFF」の項目が「片手モードの使用」に変更される(画面内1)
- 「画面を下にスライドする」の項目が追加される(画面内2)。この設定が選択されていると、ホームボタンをダブルタップした際に画面全体を下に移動する片手モードの表示が適用される
- 「通知を表示する」の項目が追加される(画面内3)。この設定が選択されていると、ホームボタンをダブルタップした際に通知パネルやクイック設定パネルが表示される
- 「片手モードショートカット」の項目が追加される(画面内4)。この設定が有効になっていると、片手モードを起動するユーザー補助機能ボタンが画面右下に表示されるようになる
上記以外の更新点については、auのWebサイトにPDFで公開されている。