◆Borderlands 3(グラフ4~10)

Borderlands 3
2K Games
https://borderlands.com/ja-JP/

設定方法はこちらのBorderland 3の項目に準ずる。全体的な品質は「バッドアス」である。

  • グラフ4

  • グラフ5

  • グラフ6

  • グラフ7

  • グラフ8

  • グラフ9

  • グラフ10

結果(グラフ4~6)を見ると、最小フレームレートはほぼ同一ながら、平均フレームレートは明確に差があるし、最大フレームレートも差が大きい。フレームレート変動(グラフ7~10)で見ても、4Kですら明確にグラフが分離しているのは流石としか言いようがない。もっともGeForce RTX 3090でも4Kで平均76.1fpsあるのは流石だし、最低でも62.1fpsだからまるでプレイに不自由さは無い。これが平均79.1fpsまで上がってどこまで嬉しいか? というのは微妙なところではあるのだが、確かに性能が向上している事そのものは確認できたと言える。

◆F1 2021(グラフ11~17)

F1 2021
EA Sports
https://www.ea.com/ja-jp/games/f1/f1-2021

ベンチマーク方法はこちらのF1 2022の項目に準ずる。設定は

Anisotropic Filtering:16x
Anti-Aliasing:TAA Only
Detail Preset:Ultra High
DXR:Ultra High

としている(ちなみにDXRをUltra HighにするとDetail PresetはCustom扱いになる)。

  • グラフ11

  • グラフ12

  • グラフ13

  • グラフ14

  • グラフ15

  • グラフ16

  • グラフ17

さて、結果(グラフ11~13)を見るに、2Kですら10%、4Kでは13%ものフレームレート向上が見られるのは大きな差だと思う。描画オプションはこれ以上上げられない所まで設定していながら、4Kで最小フレームレートが60fps超えというのは、少なくとも現状では間違いなく最高速である。フレームレート変動(グラフ14~17)を見ても明確にグラフが分離しており、性能の伸びは疑いようがない。

◆Far Cry 6(グラフ18~24)

Far Cry 6
Ubisofy Entertainment
https://www.ubisoft.com/ja-jp/game/far-cry/far-cry-6

ベンチマーク方法はこちらに準ずる。設定は

Quality:Ultra
Antialias:TAA
DXR Reflections/Shadows On

としている。

  • グラフ18

  • グラフ19

  • グラフ20

  • グラフ21

  • グラフ22

  • グラフ23

  • グラフ24

さて結果(グラフ18~20)を見ると、性能差はこれまでの中では一番少ない。といっても2Kでは3.1%の性能差だが、4kだとこれが7.6%まで広がっているから、性能の差そのものは明確にある。これはフレームレート変動(グラフ21~24)を見ても明白で、解像度が上がるほど2つのグラフが明確に分離してゆくことから、2Kあたりでは(Core i9-12900Kにもかかわらず)ややCPUネック気味であり、解像度が上がるほどCPU負荷が減る事になって、相対的に性能差が明確になると考えられる。どれだけ重いんだ? という話ではあるのだが、その重いFar Cry 6が2Kで平均120fps超え、4Kでも76fps(最小フレームレートで60fps超え)は見事と言わざるを得ない。

◆Metro Exodus PC:Enhanced Edition(グラフ25~31)

Metro Exodus PC:Enhanced Edition
4A Games
https://www.metrothegame.com/

ベンチマーク方法はこちらのMetro Exodus Enhanced Editionの項に準じる。設定はExtremeのプリセットをそのまま利用した。

  • グラフ25

  • グラフ26

  • グラフ27

  • グラフ28

  • グラフ29

  • グラフ30

  • グラフ31

結果(グラフ25~27)を見ると、2Kで10.3%、4Kでは12.6%とこちらもなかなかの性能向上ぶりである。フレームレート変動(グラフ28~31)を見ると、このベンチマークの鬼門である75秒~85秒の部分は、GeForce RTX 3090 Tiをもってしても2Kで60fpsそこそこというあたりは、この辺はむしろCPUボトルネックという感じもするが、CPUを変えてもあまりここのフレームレートが向上しないあたりは、CPUというよりもメモリあるいはPCIeバスあたりのボトルネックの可能性もある。こちらもFar Cry 6同様に、解像度が上がるほどグラフが分離されている傾向があり、CPUのボトルネックそのものもありそうだ。要するにこのあたり、もっと高速なCPUであれば2Kあたりは更に性能差が広がりそうである。