ソニーは4月21日、ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET 3」を発表した。本体が接触する部分の体表面を直接冷却、もしくは温められるウェアラブルデバイス。その第3世代モデルで、駆動時間を2倍に延長するなどの改良を図った。価格は14,850円。4月21日より販売する。

  • 駆動時間を2倍に延長するなどの改良を図ったウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET 3」

新開発のサーモモジュールと放熱機構により、従来モデル「REON POCKET 2」と比較して最大2倍の駆動時間、最大1.5倍の吸熱性能を達成している。

  • 基本的なデザインや形状は従来モデルを継承する

新機能として、本体に4種類の温度センサーと加速度センサーを内蔵。これらを生かした「SMART COOL MODE」では、冷温部の状態を把握し、ユーザーの行動を検知することで好みの温度を持続させる。「AUTO START/STOP」では、冷温部の状態やユーザーの装着/脱着動作を検知し、冷却/温熱を自動で開始/停止する。

  • 上部の冷温部を体に当てて使う

通信方式はBluetooth 5.0 Low Energy。リチウムイオン充電池を内蔵し、最短60分で90%の急速充電に対応。バッテリー持続時間は、レベル4時で約2時間、レベル1時で約4~4.5時間。モバイルバッテリーなどで給電しながらの使用も可能だ。本体サイズは約W54×D116×H20mm、重さは92g。対応OSは、Android 8以降、iOS 13以降。

NECKBAND 2

REON POCKET 3専用のネックバンド。首にかけるバンド部分の角度を調整でき、個人に合わせて柔軟に装着できる。REON POCKET 3の吸気/排気機構に配慮しており、襟が高い服を着ていても空気の循環を維持する。価格はオープンで、店頭予想価格は1,980円前後。

  • REON POCKET 3専用のネックバンドも用意する