野の花が美しい季節、目に留まった花を片端から撮る人も多いのではないでしょうか。iPhoneなら専門知識なしにレベルの高い写真を撮影できるので、散歩がてら季節の花を撮りたい、というニーズにぴったりですね。

花の写真をより印象深く残したいなら、「ポートレートモード」がお勧めです。背景をいい感じにボカしてくれるこの機能、人物を被写体とすることが前提ですが、花の撮影にも使えないことはありません。カメラアプリでポートレートモードを選択したあと、花に近づきピントをあわせてシャッターを切ればOKです。

しかし、桜のようにコンピュータにとって複雑な被写体には、ポートレートモードは諸刃の剣になりかねません。はっきり写るべき葉や細い枝までが背景扱いされ、ボカされてしまうことがあるからです。かえって不自然な印象になっては本末転倒、ボケすぎだろ! と思っても後の祭りです。

そんなときには、写真アプリの被写界深度調整機能が便利です。iPhoneのポートレートモードは、2つのレンズで撮影した画像を合成し擬似的に背景をボケさせる効果を得ますが(iPhone XRを除く)、その情報を撮影後に変更することで「後からボケ調整」できるのです。

ポートレートモードで撮った写真のボケ具合を調整するには、対象とする写真を編集モードで開き、画面左上に表示されたF値の部分をタップして被写界深度スライダーを左右に動かしますが、それだけでは不十分。スライダーを変更する前に、不自然な部分を拡大してからスライダーを操作しましょう。さらに、ときどき写真部分をタップしてオリジナル(被写界深度調整前)を表示し、どれほどボケ具合が変わったかの確認も必要。これで、自然なボケ具合の写真になるはずですよ。

操作手順をカンタン解説

  • iPad iPhone Hacks

    1 編集モードで不自然なボケが気になる部分を拡大し、画面左上に表示されたF値の部分をタップします

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    2 被写界深度スライダーを左右に動かし、ボケ具合を調整します

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      3 ときどき写真をタップしてオリジナルと比較しながらボケ具合を決定します