アップルが、新しい「iPhone SE」(第3世代)を発表しました。現行iPhone SE(第2世代)のデザインや本体サイズ、Touch IDを継承しつつ、新たに5Gの通信に対応し、さらにiPhone 13シリーズと同じA15 Bionicチップを搭載して機能や処理性能を高めたのが特徴です。最安モデルは5万円台で購入でき、手ごろな価格で買える高性能iPhoneとしてヒットしそうです。

  • ベストセラーのiPhone SEがモデルチェンジし、5G対応+A15 Bionicチップ搭載でiPhone 13シリーズ並みの性能に一新した

  • Touch ID内蔵のホームボタンを搭載する伝統のデザインを継承する。3色のカラーバリエーションも現行モデルと同じ

価格は、64GBモデルが57,800円、128GBモデルが63,800円、256GBモデルが76,800円。発売は3月18日で、3月11日の22時から予約受付を開始します。現行のiPhone SE(第2世代)は販売終了となります。

新しいiPhone SEのおもな特徴

新しいiPhone SEのおもな特徴は以下の通り。Touch ID内蔵のホームボタンを備える伝統デザインを継承しつつ、5G通信やA15 Bionicチップの搭載などで基本性能をiPhone 13シリーズ並みに高めた意欲的な仕上がりとなりました。

  • 新たに5Gの高速通信に対応
  • iPhone 13シリーズと同じA15 Bionicチップを搭載。iPhone 8と比べて処理性能は約1.8倍に、グラフィックス性能は約2.2倍に、機械学習性能は約26倍に向上。カメラ機能は、スマートHDR 4やDeep Fusion、フォトグラフスタイルなどコンピュテーショナルフォトグラフィに対応し、表現力を向上。動画も低照度撮影時の画質を向上
  • Touch ID内蔵のホームボタンや伝統のデザインを継承
  • カラーは現行モデルと同じスターライト、ミッドナイト、PRODUCT(RED)の3色
  • 前面と背面には、iPhone 13シリーズの背面と同じ頑丈なガラスを採用
  • ディスプレイは4.7インチの液晶パネルを継承
  • 内蔵バッテリーは最大15時間の動画再生が可能に
  • マグネットには100%再生希土類元素を試用するなどリサイクル素材を多用し、環境に対する影響を最小限に抑制
  • 背面カメラはシングルカメラを継承

  • 本体サイズは現行モデルと変わらないので、ケースなどのアクセサリーも同じものが利用できる

  • iPhone 13シリーズと同じA15 Bionicチップを新たに搭載

  • 機械学習性能を高めたA15 Bionicチップの搭載により、iOS 15のカメラアプリの「テキスト認識表示」にも対応

  • A15 Bionicチップの搭載で、カメラ機能も進化。スマートHDR 4やDeep Fusion、フォトグラフスタイルに対応して表現力が高まったほか、動画も低照度時の画質が向上

  • 3Dグラフィックスを用いた重量級ゲームもストレスなく楽しめる

  • 5Gに対応したので、外出先でもSharePlayを利用した音楽や映画のスマートな共有が可能に