Valveは3月8日、公式ブログを更新し、コントローラー一体型ゲーム機「Steam Deck」について出荷状況を明らかにした。2022年内の日本国内への発売も検討しているという。

今日行われた発表では、予約キューにリストアップされている顧客に対して第二回となる購入案内メールを送信。さらに、日本を含むさらに多くの国でSteam Deckの発売を検討していると言及し、初めて日本国内への発売を示唆した。Valveは「これらのあらゆるの面で努力を続けていますので、情報が更新され次第、お伝えしていきます」と述べている。

Steam Deckは、ボディ両サイドに一体型コントローラーを備えた携帯型ゲーム機。ディスプレイはタッチ操作にも対応する7型で、解像度は1,280×800ドット。AMD Zen 2ベースのカスタムAPU(4コア8スレッド)を搭載し、LPDDR5 16GBメモリを組み合わせる。ストレージは64GB eMMCや256GB NVMe SSD、512GB NVMe SSDから選択でき、OSにはArchベースの「SteamOS 3.0」をインストールしてゲームプレイを行える。

3月5日に更新されたブログでは対応タイトルが1,000を超えたと発表されており、Steam Deck上で「確認済み」または「プレイ可能」と表示されているという。

  • Steamにおける互換性表記。「確認済み」はかなり基準が高く設定されているとのこと