NECは11月29日、AIやデータをビジネスに生かし、新たな価値創造を支援する製品・サービス・ユースケースを「AI&データ活用ソリューション」として体系化し、AIやデータ活用時に必要なデータマネジメントのガイドライン策定やDMO(Data Management Office)設立をワンストップで支援する「データガバナンスサービス」を販売開始すると発表した。

「AI&データ活用ソリューション」は、戦略策定から実行フェーズまで、NECのコンサルタント、データスチュワード(データマネジメント責任者)、データサイエンティスト・テクノロジスト・エンジニアが適宜参画し、適切なデータ整備を提案することで、AIやデータの活用を進め、収益改善・コスト削減を支援する。

  • NECのAI&データ活用ソリューション体系

「データガバナンスサービス」は、3つのサービスにより、AIやデータ活用において、「調査・企画」「検証」「導入」「運用」というサイクルを循環させる。

「データガバナンス企画サービス」は、AIやデータ活用時に必要なデータマネジメントの標準化ガイドライン策定に向けたポリシーやプロセスやとDMO設立を検討する。あわせて、現状のデータ管理状況の調査・評価を行い、ユーザーが抱える課題を洗い出す。

「データガバナンス実装サービス」は、課題解決やデータマネジメントのあるべき姿の実現に向けたデータマネジメントの標準化ガイドライン策定と、DMO設立を行い、運用に向けた準備を整える。

「データガバナンス運用サービス」は、標準化ガイドラインに沿ったデータガバナンスの実行およびモニタリングを実施する。また、データガバナンスの定着化や活用推進に向けた活動として人材教育などの支援も行う。

  • 「データガバナンスサービスの概要