音響特機は米LOUD Audioのオーディオ機器5製品を発表した。いずれもMACKIEブランド製品としてラインナップされ、発売は2022年2月頃を予定している。今回発表となったのはパワードスピーカーの「Thrash212」「Thrash215」、ワイヤレスクリップマイクの「OnyxGO Mic」、USBコンデンサーマイクの「EM-91CU+」、マイクとコントロール機能内蔵のワイヤレスヘッドホン「MC-40BT」。市場想定価格は「Thrash212」が33,550円、「Thrash215」が40,150円、「OnyxGO Mic」は16,060円、「EM-91CU+」は10,780円、「MC-40BT」は20,130円。

  • 1,300Wのパワードスピーカー「Thrash212」(左)と「Thrash215」

「Thrash212」「Thrash215」は1,300Wのパワードスピーカー。2chのXLR/TRSコンボ入力と、ミックスアウトを装備したミキサー機能を搭載する。12インチの「Thrash212」は、周波数特性が52Hz – 20kHz (-10dB)、最大音圧レベル125dBという仕様。15インチの「Thrash215」は、周波数特性が38Hz – 20kHz (-10dB)、最大音圧レベル126dBという仕様。

  • ワイヤレスクリップマイクの「OnyxGO Mic」

「OnyxGO Mic」は、アプリからスマートフォンに録音ができるクリップ型のワイヤレスマイク。専用のOnyxGOアプリでスマートフォンとペアリングすれば直ぐに録音が始められる。ノイズリダクション機能の採用で、クリアな通話音声の収録が可能。ボイスチェンジャーや5バンドEQ、リバーブなどのエフェクターも搭載し、音声の加工が行える。現時点では英語のみ対応だが、AIによる自動翻訳機能も装備し、その場で字幕を作成することもできる。また、ヘッドホン出力端子も備え、有線ヘッドホンのワイヤレスアダプターとしても機能し、リアルタイムでのステレオモニタリングも実現する。

  • 24ビット/96kHzでの収録に対応するUSB接続のコンデンサーマイク「EM-91CU+」

「EM-91CU+」は24ビット/96kHzでの収録に対応するUSB接続のコンデンサーマイク。モニタリング可能なヘッドホン出力と、手元で消音が行えるMUTEボタンを装備し、レコーディングからライブ配信、オンラインミーティングまで様々な用途に対応する。本体のほか、ショックマウントホルダーとUSB-C – USB-Aケーブルを同梱。さらにAvidのPro Tools | FirstとTracktionのWaveform OEM プロフェッショナルのソフトウェアライセンスが付属し、計49種のプラグインエフェクトを利用できる。

  • マイクとコントロール機能内蔵のワイヤレスヘッドホン「MC-40BT」

「MC-40BT」は、カスタム設計の40mmドライバーを搭載し、aptXとAACに対応したワイヤレスヘッドホン。マイクとボリュームや、音楽再生/一時停止/スキップなどを制御できるコントロールボタンを搭載する。急速充電可能なUSB-Cコネクターを装備し、フル充電で最大30時間の駆動が可能。ワイヤレスだけでなく、同梱のケーブル利用でステレオミニ有線接続も行える。再生周波数特性は20Hz – 20kHz。本体のほか、前述の両端ステレオミニ有線接続ケーブル、充電用USB-Cケーブル、キャリングケースが付属する。