FractalのPlatinum電源に新バージョン

Fractal Designの「Ion+ 2」は、柔軟で取り回しやすい「UltraFlex」ケーブルを採用した80 PLUS Platinum電源。前シリーズからは内部回路を見直しており、スタートアップ時間と負荷過度応答が向上、電力効率と安定度を強化した。安心の10年保証も付属。容量は560W、660W、760W、860Wの4種類で、価格は20,000円~26,000円前後だ。

  • Fractal Designの「Ion+ 2」。奥行きは150mmとコンパクトで使いやすい

  • ケーブルはフルプラグイン仕様。セミファンレス機能のオン/オフも可能だ

デュアル18cmファンでエアフローが全開

Fractal Designの「Torrent」は、冷却性能を重視したフルタワーケースだ。この製品のために、新たに18cmファンまで開発、ケース前面に2個搭載し、強力なエアフローを実現した。ラインナップは、窓無しの「Solid」、窓有りの「TG」(4カラー)、ARGBファン版の「RGB TG」で計6モデル。価格は、28,500円~37,500円前後だ。

  • Fractal Designの「Torrent」。Solidのカラーはブラックのみだ

  • エアフローを重視したオープングリルデザインのフロントが特徴的

  • 強化ガラスのTGは色違いが4モデルある。人気のホワイトモデルも用意

  • RGB TGは、ARGBファンを搭載する。このカラーもブラックのみとなる

フロントの18cmファン×2個に加え、底面には14cmファンも3個搭載、グラフィックスカードをしっかり冷却できる。水冷ラジエータは、最大42cmサイズまで対応可能だ。

また、今回新開発された18cmファンは、単体でも発売が開始。LED無しの「Dynamic X2 GP-18 PWM Black」は、回転数が300~2,000rpm、最大風量が44.9~153.7CFM。ARGB LEDを搭載する「Prisma AL-18 ARGB PWM」は、回転数が300~1,200rpm、最大風量が43.1~146.8CFMとなる。価格は、GP-18が4,500円前後、AL-18が6,000円前後。

  • 「Dynamic X2 GP-18 PWM Black」。同社最大のファンで、厚さは38mmとなる

  • 「Prisma AL-18 ARGB PWM」。回転数の上限はGP-18よりも抑えられている

冷却にも活用できるVGAカードホルダー

Thermalrightの「TR-GCSF Plus ARGB」は、ケースの空きスロットに固定するタイプのグラフィックスカードホルダー。重量級のグラフィックスカードを支えられるだけでなく、8cm/9cmファン×2個の固定も可能、冷却能力を強化できる。ARGB LEDストリップで、イルミネーションも楽しめる。ツクモでの価格は2,789円。

  • Thermalrightの「TR-GCSF Plus ARGB」。ARGBライティング機能も搭載する

  • 付属品。グラフィックスカードの支持位置はスライダーで調節が可能だ