イオンは8月28日、イオングループで電子マネーやコード決済が使えるようになるトータルアプリ「iAEON(アイイオン)」を発表した。9月1日から配信を開始する。対応OSは、Android 5.0 以上、iOS 11.0以上。

iAEONアプリは、イオングループ各社が提供するサービスをまとめて確認、利用するためのトータルアプリ。イオンは現在、リアル店舗とデジタルの融合を進め、デジタル基盤の構築に取り組んでいる。今回その一貫として、利便性を高めるためにiAEONアプリを開発した。

  • イオングループのさまざまなサービスをまとめて利用できる「iAEON」アプリ

iAEONアプリのおもな機能のひとつに、「お気に入り店舗」の登録がある。よく通っている店舗を登録しておくことで、クーポンやキャンペーンといったお得情報を確認しやすくなる。お気に入り店舗は約1,000店舗から選択でき、登録は5店舗まで。対象は、イオン北海道、イオン東北、イオンリテール、イオン九州、イオン琉球、イオンモール、OPAなどとなる。そのほかのスーパーマーケットや専門店は、段階的に追加していく予定。

WAON POINTについては、iAEONアプリ内からポイント照会やポイント獲得履歴を確認可能。会員コードをレジで提示することで、WAON POINTを貯めたり、支払いに使える。イオンマークのついたクレジットカードやデビットカードを登録しておくと、グループ店舗で「AEON Pay」が使えるようになる。スマートフォンに表示されたバーコードを提示すればコード決済が行える。スマートフォンのおサイフケータイ機能を利用することで、「モバイルWAON」にも対応する。

  • アプリ画面のイメージ