エミライは、FiiO Electronics(フィーオ エレクトロニクス)の最新世代ハイレゾプレーヤー「M11 Plus LTD」の発売日を8月27日に決定。予約受付を8月20日午前10時に開始した。発売を記念し、購入者向けにmora qualitasを30日間無料で楽しめるクーポンプレゼントキャンペーンを実施する。

  • M11 Plus LTD Stainless Steel

  • M11 Plus LTD Aluminum Alloy

既報の通りM11 Plus LTDは、FiiOポータブルプレーヤーの中核「M11」シリーズの製品として、音質や処理速度、使い勝手を高めた最新世代機という位置づけ。外装の素材やカラーが異なる2機種を用意し、数量限定モデルとして販売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はブラックカラーのアルミ合金モデルが99,000円前後、ステンレススチールモデルが125,950円前後。

どちらも世界限定生産モデルで、国内の割当台数分はすべて出荷先が確定しており、市場流通在庫をもって販売終了する。なお、mora qualitasクーポンコードの適用期間は2021年9月30日23時59分までとなる。

外装以外の主な仕様は共通。旭化成エレクトロニクス製のDACチップ「AK4497EQ」を2基、左右独立構成で搭載し、低ノイズ・低歪と高出力を両立するという。11.2MHz DSDデータのネイティブ再生と、384kHz/32bitまでのPCMの再生に対応。ハイレゾフォーマット「MQA」のフルデコード機能も搭載する。オーディオ再生部分や電源回路の強化も図った。

  • 旭化成エレクトロニクス製のDACチップ「AK4497EQ」を2基搭載

ヘッドホン出力は3.5mmシングルエンドと2.5mm/4.4mmバランス出力を装備。3.5mmライン出力に加え、4.4mmバランスライン出力にも新たに対応する。ヘッドフォンアンプ部にはフルバランス構成のTHX AAA-78回路を搭載した。音量調整はホイール式に代わり、新たにボリュームボタンとタッチパネルを組み合わせてスライド操作やボタン操作で行う仕組みを本体側面に装備している。

  • ヘッドホン出力は3.5mmシングルエンドと2.5mm/4.4mmバランス出力を装備

5.5型/1,440×720ドットのベゼルレス液晶タッチパネルを装備。SoCはQualcomm製「Snapdragon 660」を採用し、メモリは4GB、ストレージは64GB。OSはAndroid 10ベースのカスタムOS。Google Play対応で、Apple Musicもサポートする。ほかにも、AirPlayやDLNAなどのネットワーク経由での高音質再生が可能だ。Bluetoothレシーバー/トランスミッターとしても利用でき、コーデックはSBC、AACに加えてaptX/aptX HD/LDACに対応する。

  • 5.5型/1,440×720ドットのベゼルレス液晶タッチパネルを装備

内蔵バッテリーの容量は6,000mAhで、連続再生時間は11.5時間。USB 3.0対応のUSB Type-C端子を備える。本体サイズは136.6×75. 7×17.6mm(縦×横×厚さ)。重さはAluminum Alloyが310g、Stainless Steelが405g。

  • 別売アクセサリーの牛革を使ったレザーケース「SK-M11 Plus LTD」を用意。価格はオープンプライスで、店頭価格は5,280円前後を見込む