Twitterでよく見かける「マシュマロ」。メッセージサービスとして提供されているものですが、Twitterでは人気アカウントがフォロワーから質問を受け付けて回答する形でよく使われています。この記事では「マシュマロ」について、初心者にもわかりやすく紹介していきます。
「マシュマロ」とは、Twitter向けの匿名メッセージサービス
マシュマロとは、ひと言でいえば匿名のメッセージサービスです。実際のTwitter上では、質問と回答のやり取りに利用されることが多いので、質問受付サービスと捉えてもよいでしょう。Twitterアカウントを持っていれば誰でもマシュマロと連携してメッセージ窓口を開設し、匿名のメッセージを受け取ることができます。
でも、匿名だと読みたくないメッセージが来るのでは? と不安になる人もいるかもしれませんが、マシュマロのメリットは、「悪口が来ない」こと。メッセージはAIによって精査され、ネガティブなメッセージや性的な内容が含まれるものはフィルタリングされる仕組みになっています。これにより、利用者にはAIが判断した問題のないメッセージのみが届きます。
マシュマロの機能・できること
マシュマロではメッセージや質問を広く募集したり、届いた匿名のメッセージに対して回答することができます。自分が募集側の場合はTwitterとの連携は必須です。さらに、自分の募集に対して届いた反応(質問)に答える場合は、自分のTwitterアカウントで公開されます。
一方、募集に対して反応する(質問を送る)場合は、自分のTwitterアカウントをマシュマロに登録していなくても問題ありません。
また、「チョコ入りマシュマロ」という有料機能も用意されており、質問者が有料の「チョコ」を詰めて質問を送ると、他のユーザーはその質問に回答することで、報酬を受け取ることができます。
「マシュマロ」と「Peing-質問箱-」の違い
匿名質問サービスには「マシュマロ」のほかに「Peing-質問箱-」も存在します。「Peing -質問箱-」はTwitterだけでなく、InstagramやFacebookなどのSNSでも利用できます。
両者の違いは、マシュマロがフィルタリング機能を強くうたっいてることと、マシュマロはTwitterでの利用のみということ。ただし、「Peing-質問箱-」もフィルタリング機能を強化しており、フィルターの強さを「無し」「弱」「中」「強」から選ぶことができます。
Peing-質問箱-について詳しくは、下記の関連記事を参照ください。
マシュマロの使い方 - 登録から質問募集、回答する方法
ここから、マシュマロの使い方について説明していきます。今回は手順の紹介にiPhoneを使用していますが、Androidスマホでも流れは同じです。
マシュマロに登録して、Twitterと連携する
はじめに、マシュマロのWebサイトを経由して自分のTwitterアカウントにログインします。
マシュマロで質問を募集する
マシュマロの「マイページ」に表示されている「メッセージを募集」から質問を募集するツイートを投稿します。「メッセージの受け付け範囲」は「誰からでもOK」「ログインユーザーに限定」「Twitterフォロワーに限定」「受け付け停止」の4種類が用意されています。
マシュマロに反応してメッセージを送る
自分のTwitterのタイムラインに、マシュマロを介した募集メッセージ(ツイート)が流れてきて、それに反応したいときは、Twitterの返信ボタンではなく、ツイートに記載されたマシュマロのURLをタップします。
届いたメッセージ(質問)に返信(回答)する
自分が投稿したマシュマロの募集メッセージに反応があって、他のユーザーからメッセージや質問が届いた際に返信・回答する方法を説明します。
次のページでは、マシュマロでネガティブな言葉をミュートしたり、関わりたくないアカウントをブロックする方法などを解説します。