アイ・オー・データ機器は7月7日、ホームネットワークセキュリティ機能を搭載したトライバンドWi-Fiルータ「WN-TX4266GR-D」を発表した。7月末から発売する。直販の「アイ・オープラザ」価格は19,580円。

  • WN-TX4266GR-D

「WN-TX4266GR-D」は、家庭内のIoT機器へのサイバー攻撃や、不適切サイトへの閲覧を防ぐホームネットワークセキュリティ機能「DiXiM Security Powered by Kaspersky」を搭載したWi-Fiルータ。5GHz帯×2と2.4GHz帯×1のトライバンドに対応し、転送速度は各1,733Mbps×2、800Mbps×1。最大36台のWi-Fiデバイスを同時に接続して利用できる。

360度全方向に電波が放出されるよう最適化されたアンテナ(PIFA)を搭載するのに加え、独自技術「360コネクト」により、横や上下方向にムラなく電波を飛ばすとしている。

また、複数端末との通信を同時に処理するMU-MIMO機能や、ノイズなどによる速度低下を防ぐビームフォーミングを搭載。子機がビームフォーミングに対応していない場合も安定した通信を実現する「ビームフォーミングW」にも対応する。

搭載するホームネットワークセキュリティ機能は、インターネット接続のリスクを検知・監視する「リスクディテクション」、スマホやIoT家電などを守る「エンドポイントディフェンダー」、リスクを可視化・管理するスマホ用「ポータルアプリ」の3つ。

ルータとAPモードのどちらのモードにも対応し、ユーザーが機能を有効にしてから1年間無料で利用できるという(無料期間終了後は、有料にてライセンス更新が可能)。

このほか、インターネット回線につなぐと接続方式を自動で判別して設定を切り替える機能、接続するSSIDを選び「WPS」ボタンを押すだけで接続できる機能、性能改善や脆弱性対策などのファームウェアが公開された場合に自動で適用する機能、ペアレンタルコントロール機能、中継・コンバーター機能が使えるリピーターモード、新8K放送による電波干渉の回避機能などを搭載する。

主な仕様は、本体サイズがW270×D67×H218mm(スタンドおよびゴム足含む、突起部は含まず)、重さが約690g(スタンド・トップカバー含む)。

無線LAN規格はIEEE802.11a / b / g / n / acに準拠し、内蔵アンテナ×8本(2.4GHz&5GHzが送受信×4、5GHzが送受信×4)を装備。外部インターフェースは、Gigabit Ethernet有線LAN×4、WAN×1を搭載。セキュリティはWPA2-PSK(TKIP/AES)、WPA-PSK(TKIP/AES)、WEP(64/128bit)。